学生ことば磨き塾(20日)は、きょうも4人。
少人数だと、時間をかけて中身の濃いワークが出来る。
この日のインタビューワークのテーマは、「女性」。
正直、困ったテーマになったと思ったが、
学生たちに真摯に答えねばならないと肚をくくった。
4人4通りのアプローチ。
この日初参加の大学4年の藤井くんを最初に指名すると、「1番が好きです」と。
こういう積極性、いいなぁ。
就活中のせいもあるが、聞く姿勢がいい。
ボクの答えに対する率直な二の矢もいい。
高校1年の花菜さんの「間」は、手強い。
質問が出てくるまでの「待ち時間」、ドキドキする。
無垢な笑顔にも参る。
「男っぽい女性が好き」と言うと、
「私も男っぽいのでダメなのかと思い込んでたけど、それでいいんですね」と納得顔。
大学2年の菜摘さんは、用意周到、質問メモを作って臨んだ。
質問の組み立て、切り替えがうまい。
はにかんだような笑顔に好感が持てる。
初恋について聞かれ、照れながら答えた。
大学2年のひなさんには、構えがない。
さりげない自己開示をした上で、聞かれるから、こちらも開示せざるを得ない。
「私は気がついたら支えてもらっているような存在になりたい」と自己開示。
「おおらかに包み込むような母性には憧れるし、男は適わない」と率直な感想。
ムラカミの女性観を披歴することになり、
自分自身の考えも整理することが出来た。
インタビューは、クエスチョンより、リアクション。
リアクションによって、話がスムーズに出て、内容が深まっていく。