ムラカミ塾長の「女性観」 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

学生ことば磨き塾(20日)は、きょうも4人。

少人数だと、時間をかけて中身の濃いワークが出来る。

この日のインタビューワークのテーマは、「女性」。

正直、困ったテーマになったと思ったが、

学生たちに真摯に答えねばならないと肚をくくった。

4人4通りのアプローチ。

 

この日初参加の大学4年の藤井くんを最初に指名すると、「1番が好きです」と。

こういう積極性、いいなぁ。

就活中のせいもあるが、聞く姿勢がいい。

ボクの答えに対する率直な二の矢もいい。

 

高校1年の花菜さんの「間」は、手強い。

質問が出てくるまでの「待ち時間」、ドキドキする。

無垢な笑顔にも参る。

「男っぽい女性が好き」と言うと、

「私も男っぽいのでダメなのかと思い込んでたけど、それでいいんですね」と納得顔。

 

大学2年の菜摘さんは、用意周到、質問メモを作って臨んだ。

質問の組み立て、切り替えがうまい。

はにかんだような笑顔に好感が持てる。

初恋について聞かれ、照れながら答えた。

 

大学2年のひなさんには、構えがない。

さりげない自己開示をした上で、聞かれるから、こちらも開示せざるを得ない。

「私は気がついたら支えてもらっているような存在になりたい」と自己開示。

「おおらかに包み込むような母性には憧れるし、男は適わない」と率直な感想。

 

ムラカミの女性観を披歴することになり、

自分自身の考えも整理することが出来た。

インタビューは、クエスチョンより、リアクション。

リアクションによって、話がスムーズに出て、内容が深まっていく。