名古屋市千種区にある田代小学校で種まき。
田代小学校は、明治6年開校、創立143年の伝統校だ。
そして、全校児童1060人のマンモス校だ。少子化時代に珍しい。
6年生の4クラス160人に、特別授業。
寒い体育館で震えながらの90分授業だったが、風の子たちは元気。
ボクの質問にも、よく手をあげ答えてくれた。
アナウンサーの仕事の内容について聞くと、次々答えが出た。
話す仕事というより、伝える仕事と理解している子がいて、感心した。
自分褒め1分トライアルでは、褒めことばが際限なく溢れ出る子がいた。
「いただきます」の意味も理解している子がいた。
絵本を5冊読み、「自分は自分でいいんだよ」「自分大好きになってね」
「どんなことにもありがとう言おうね」などと訴えた。
この学校に通う子どもたちは、私立中学に進学する子が多く、
塾通いをして深夜まで勉強するので、学校では「死んだような目」をしているそうだが、
きょうは、目が輝いていたと、学年主任の先生に言われ、嬉しかった。
子どもたちの心に、嬉しいことばの種が芽生えるといいのだが・・・。
(石原雅海校長と 蛍雪の像の前で。
像には校訓の「元気で仲よく進んで勉強」が刻まれている)