女流棋士の高橋和さんが、吉祥寺に開いた「将棋の森」を表敬訪問してきた。
かつて、ボクも中学生の頃、毎週、将棋道場に通い詰めていたことがある。
紫煙のただよう中、おじさん相手に腕を磨いていた。女性の姿は皆無だった。
どちらかといえば、むさくるしい場所だった。
「将棋の森」は、そんな道場のイメージを一新。
リビングルームのような明るく居心地のいいスペースだ。
和さん曰く「日本一敷居の低い将棋道場」。
駒の動かし方を知らなくても、懇切丁寧に教えてくれる。
利用者は、男性は、４割、それも３０代から４０代が中心。
あとは子ども４割、女性２割。
「森」という名にも、単なる道場や教室ではなく、
みんなが集う場所にしたいという想いが込められている。
初めて会ったとき、２０歳の乙女だった和さんも、４０歳の熟女。
２０代の頃、自分の居場所が見つからず、悩める乙女だった和さんも、
いま、やるべきことを見つけ、瞳がキラキラ輝いている。
女流棋士引退後、将棋界のすそ野を広げ、ファン拡大に勤しむ姿は、
見ていて清々しい。
「将棋の森」は、吉祥寺駅から歩いて１分の便利なところにある。
詳細はＨＰにて。
（高橋和さんと）
（ひふみん加藤一二三九段も時折顔を出す。
なんと椅子の裏にサイン発見！）