ビジネスマッチング ことばマッチング | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

今年も、武蔵野エリア産業フェスタに、開会式の司会と講演で呼ばれた。

3年連続になる。ボクも毎年、どんな人と、どんなものと出会えるのか楽しみなイベントだ。

 

三鷹市、小金井市、武蔵野市の「ものづくり」に取り組む企業46社が、

自慢の製品を展示し、ビジネスマッチングのきっかけを作る場だ。

小金井で、段ボール製品づくり61年の渡辺紙器工業。

簡単に作れる段ボール機関車のキットを開発した。親子に人気。

災害時などに利用出来る段ボール椅子。130キロの人が座ってもビクともしなかった。

穴を開けてビニール袋を挟めば、簡易トイレにもなる。

 

三鷹市の文伸は、記念誌や社史、自分史のサポートをする企業。

地域密着は、大企業にはかなわないこと。

きめ細かくヒアリングして、顧客の要望を叶えるようにしている。

 

○△□・・・どんなものにも印刷する技術がウリの武蔵野市の共進プロセス。

ここの名物女社長の中尾淳子さんからは、今年も趣味で漬けた梅干しをいただいた。

特に申年の梅干しは、縁起がいいそうだ。

申年に流行病に罹った村上天皇が、梅干しで治したとか、

江戸時代、申年にコレラが流行ったが、梅干しを食べていた人は感染を免れたとか。

 

作る人が使う人のことを考えて開発する。

ことばも相手のことを考えて使うべきものだ。

佳きことばと佳きことばのマッチングをするには、

かなり意識して、ことばを選ぶ必要がある。

自分のことはさておき、人の気持ちを想像すれば、

おのずと使うべきことばが、炙りだしのように出てくる。

「商談に役立つ!!聴く力アップ」と名付けた参加型ワークショップでは、

ことばがよくマッチングしていた。

みなさん、さすが商談のプロ。聴く耳をもった人ばかりだ。

(共進プロセス社長の中尾淳子さんと、中尾人形と)

(文伸経営企画室長の米川充さんと)

(渡辺紙器工業専務の渡邉恭秀さんと)

(段ボール機関車を説明する渡邉専務)

(この中に昭和28年生まれは何人?)

 

↓ワークショップの様子