札幌ラーメンに続いて、昨日のお昼もラーメン。
西脇を中心に、播州地方で人気のラーメンの元祖の店に行った。
メニューはラーメンしかない。
播州ラーメンは、スープが甘い。
甘さの秘密は、タマネギなど野菜から出るダシなど、様々な要素があるらしい。
野菜のほか、豚骨、鶏ガラ、魚のダシもブレンドされているので、
スープはとても豊かな味わい。 醤油ベースで後味はさっぱり。
甘さのスープの由来は、戦後盛んだった播州織の歴史にある。
当時、全国各地の農村から集団就職でやってきた織物工場で働く女工たちは、
およそ2万人ともいわれた。
女工の口に合わせて、工夫を重ねるうちに現在の甘口スープにたどり着いたといわれる。
確かに、後味さっぱり、喉越しのいいラーメンだった。
さてさて、講演も連日。
きょうは、西脇高齢者大学の学生の皆さん400人を対象にした講演会。
会場の西脇市総合市民センターは、女子大生の熱気ムンムン。
男子もいるにはいるが、隅っこにおとなしく座っていた。
今回、ボクを呼んでくれたのは、事務局の村上元啓(もとひろ)さんだ。
彼も、ボクのラジオをよく聞いていてくれた。
同姓のよしみもあり、実直で謙虚な人柄にもほだされた。
西脇は、祖母きくの妹が嫁いだ竹内家がある。
竹内家の長男日出男さんは、NHKのドラマディレクターとして活躍していた。
西脇にゆかりのあるボクを、親近感をもって迎え入れてもらった。
ボクも、終始なごやかであたたかい空気の中で、話すことが出来た。
この日、販売した書籍やCDも完売。西脇の皆さん、ありがとうございます!
(時折、檀上から降りて話すムラカミ)
(ひとりハグして大好き!と自分に言うみなさん)
(会場の西脇市総合市民センター。
風情ある建物だ)