京都府綾部市の絵本カフェ「サクラテイェ」を再訪した(22日)。
4月末以来、3ケ月ぶりだ。
前回は、子ども向けに30分ずつ3回絵本朗読した。
今回は、大人のための「いのちの絵本朗読会」。
開演15分前まで、客席には誰も現れず案じたが、
開演時間には、満席になった。
しかも、直前に、カフェで働く知的障がい者の皆さんが、
聞きにきてくれた。
自分たちから、聞きたいと要望しての異例のことだそうだ。
今回は、笑える絵本は、ほとんどなかったが、
みんな熱心に聞いてくれた。
知的障がい者の皆さんは、心で聴いていると、
サクラティエ施設長の大槻真理子さんが教えてくれた。
永六輔さんの『いのち』。
牛のみーちゃんが主人公の『いのちをいただく』。
被災地で牛のいのちを守る『希望の牧場』。
亡くなった父への想いを綴った『てんごくのおとうちゃん』。
戦争するのは、大人だけという『せんそうしない』。
どんなことでも笑う『わらうほし』。
選択する絵本や、読む順番をその場で考えながら、
合計6冊を朗読。
朗読の合い間に、いのちにまつわる話をしながらの1時間15分。
ボクにとっても、「気持ちが入る」時間となった。
サクラティエには、ご縁づいて、また10月に伺うことになった。
ここのバームクーヘン、カラフルドリンクも美味しいし、
絵本読みながら、佳き時間を満喫出来る。
(青野町西青野18 0773-43-3366)