宝塚市の市民カレッジの一環としての「宝塚ことば磨き塾」第三期が開講した。
宝塚市民の向学心はすごい。
今回の塾生の26人中、80代が3人、70代が7人。
最高齢は89歳。学ぶ意欲に感心する。
今回から担当になった公民館の上田寿子さんが、
「ムラカミさんは、おはよう朝日を担当され・・・」と紹介し、一同大爆笑。
初対面の緊張感が一気にほぐれた。
そして、「よかった探しの他己紹介」。
ヒアリングの段階から、みんな初対面?と疑いたくなるほどの打ち解けよう。
トップバッターは、最高齢89歳の安原泉さんを指名した。
見事な表現力に、恐れ入った。
具体的事例を列挙し、自分との共通項を入れながら、わかりやすく解説。
そこはかとないユーモアもあり、スバラシイ。
年齢を紹介したら、会場から驚嘆の声が上がった。
「ぶっきらぼう」と思っていたら、そうではなかった。
「人見知り」と思っていたら、そうではなかった。
紹介したり、されたりしながら、いろんな発見がある。
共通項を発見して、それを3つにまとめた人もいた。
見つけた共通項を次から次に紹介する人もいた。
印象に残るキーワードをあげた人もいた。
いずれも、自分のパートナーを紹介するのが楽しくてしかたない様子なのだ。
始まる前に、隣に座った人は、「運命の人ですよ」と言っておいたのだが、
それを、みんな実感したようだ。
実際に、思わぬ共通の知人がいたり、偶然隣近所だということが判明したり、
「たまたま」隣に座ったはずなのに、
「決められていた」かのように感じたようだ。
次回は、ペアを変えて「他己紹介」をする。