ボクは、ひらがなが大好きだ。
サインをするときも、「むらかみのぶお」と書く。
ごつごつしていない。やわらかいのが好き。
ひらがなだけで詩を書いた。
やわらかい心を持った生き方を目指す詩だ。
こういう生き方が出来たらいいなぁという努力目標のつもりだ。
おかげさまで、朗読すると共感してもらえる。涙を流す人もいる。
特に「あ行」だ。
あいしています
いまここに
うんでくれて
えらんでくれて
おかあさん
母が亡くなる前に書いたのだが、生前直接言えなかったことば。
いま、声に出して読むと、せつない思いがこみあげてくる。
この詩に、作曲家の長森かおるさんが、素適なメロディーをつけてくださった。
1年ほど前に、この曲はいったん完成していたのだが、
「ら行」が抜けていることが発覚。まったくの手抜かり。
苦心して「ら行」を追加し、メロディーも足してもらった。
歌われることで、ことばが踊り出す。
多くの人に伝われば、ひらがなたちも喜ぶ。
6月11日、神奈川県戸塚区民文化センターでの「合唱の日」のコンサートで
歌われることになっている。
楽譜も発売されている。
tcf00415@nifty.com (原口)に、住所と冊数書いて申し込めば、
郵送してもらえる。代金は1冊300円。到着後、送料と合わせて振り込み。