年1回開催のオペラペラペラコンサート。
6回目の今回は、福井県若狭町へ。
演目はおなじみ『椿姫』。
企画も舞台監督もヒロインも一手にこなす天羽明恵さんは、
みんなから「仕切り屋」と呼ばれている。
夜の宴会の差配、移動車中の缶ビールの手配にも抜かりがない。
ピアノの古藤田さんも不動のメンバー。
ピアノ一台で、オーケストラのすべての楽器の役割を弾きこなす。
一人、舞台に出ずっぱりだ。
テノールは、初参加の小貫岩夫さん。
北海道岩見沢生まれだから岩夫?
いったんは同志社大学神学部で、お父さんの仕事・牧師を継ごうとしたが、
グリークラブで歌うことに目覚め、
大阪音大に入り直し、この道に入った。
バリトンの須藤慎吾さんは、瀬戸公演以来2回目。
7年に及ぶイタリア留学でヴェルディマインドを磨き、
数あるレパートリーの中でもヴェルディ作品を得意としている。
ムラカミは、オペラを知っているようで知らない
知らないようで知っている存在として、
ペラペラ解説をして、オペラの敷居を低くする役回り。
2日限りの旅興行一座だが、その道中の陽気なこと!
和気わいわい、チームワーク抜群の天羽一座である。
ソプラノ天羽明恵さん、バリトン須藤慎吾さん)
(敦賀駅で出迎えてくれた恐竜クン)
(小浜市で仲良くなったオバマさん)