鎌ちゃんが、また本を出した。
『○に近い△を生きる』という風変わりなタイトルの本だ。
愛のあるバカヤロウが挨拶代わりという、あの坂井社長率いる
ポプラ社が新書戦線に参入することになり、何度もノーを言ったが
断り切れず、新書NO.1を鎌ちゃんが書き下ろしたのだ。
ボクは、高校受験、大学受験、運転免許試験・・・失敗の連続だった。
二者択一の○×に弱いのだ。
△も正解にしてくれたらよかったのに・・・
いい子は○、悪い子は×。勝ちは○、負けは×。
これまで勝手にレッテルが貼られてきた。
○と×の間にある無数の△に、
鎌ちゃんは、限りない自由や魅力を感じるのだ。
×でない△を生きたら、絶望が希望に変わるはずだという。
鎌ちゃんは、この本の中で、別解という新しい概念を提唱している。
正解、正論ばかりでは割り切れないこともあるから、
別解があればいいのではという考え方だ。
そういえば、「がんばらない」というのも△的だ。別解といえる。
がんばらないと言いつつ、鎌ちゃんががんばって書いた新刊は、
明日18日店頭に並ぶはずだ。