ボクの隣から、
フルート下払桐子さん、ヴァイオリン佐藤奈美さん、
ヴィオラ小淵早保子さん、チェロ管野舞衣さん、
クラリネット多田野菜摘さん、ピアノ細木原光紗さん
ドロッセルマイヤーおじさんとくるみ割り人形さんと
台風接近の強風大雨の中、
西国分寺でのコトノハオトノハコンサートは予定通り実施された。
台風で交通網が役に立たないことが推測されたので、
予めタクシーを予約しておいた。
川の増水や道路の冠水で迂回せざるを得ないことも想定したが、
おかげさまで無事にたどり着けた。
観客も台風で来られなくなった人もいたが、
台風で予定がキャンセルになり来られるようになった人もいた。
若手演奏家の皆さんも無事にたどり着けた。
そして、本番。
演奏することが楽しくてたまらないというエネルギーを間近に感じながら、
ボクも懸命に朗読した。純粋に楽しかった。
楽しいこと、嬉しいことが共鳴し合えば、それが客席にも波動として伝わる。
台風襲来を忘れる佳き時間となった。
終演後、外に出たら、青空が広がっていた。
クルミとは、来る未来ともとれる。
クルミの種の中には、未来に向けての可能性が詰まっている。
殻を割って、新たな未来が開けたような機会となったようだ。