このお顔・・・どこかで見たことがあるでしょ?
そう、京都のあぶらとり紙で知られる『ようじや』のシンボル。
ようじやが祇園で始めたカフェが、渋谷ヒカリエにも出店している。
抹茶カフェを頼んだら、こんなふうにして出てきた。
で、ムラカミが手にしているのが、『さよならの先』という本だ。
セラピストの志村季世恵さんの新刊エッセイ。
志村さんは、たくさんの末期がんの人に寄り添い、ただ死を待つのではなく、
最後まで何かを生み出そうとする手伝いをしてきた。
いのちの終わりが迫った人が、大切な人に残す「最後のメッセージ」。
死んだ後も、家族や恋人を支え続けられる言葉が綴られている。
来月10日、志村さんの新刊出版を祝う会が開かれる。
そこで、ムラカミが志村さんと対談し、本の一部を朗読することになった。
帯には、志村さんが懇意にしている樹木希林さんの言葉とイラスト。
死ぬときに、ようやく気づく人が多いが、
志村さんは、人は多くの人の支えがないと生きていけない。
「おかげさま」と「ありがとう」の気持ちを持つことに早く気づいてほしいから、
「お節介おばさん」をしているのだと、志村さんは言う。
「お節介おじさん」も深く納得。