大好きな人を大好きな人に引き合わせる・・・
ミスターボンド（人間接着剤）を自認するムラカミにとって、至福の時なのだ。
この日は、大好きな神田真吾さんに、
大好きな伊藤勝さん・坂上ちあきさんのカップルを紹介した。
神田さんは、
オーストリア料理の「銀座ハプスブルグファイルヘン」のオーナーシェフ。
何度もブログで紹介しているが、彼の料理は、いつも心を喜ばせてくれる。
彼の人柄に惚れこんでいるムラカミは、
彼の店に行く日は、嬉しくてドキドキしている。
伊藤さんは、創意工夫の日本料理を味あわせてくれる
「安穏戊」(あんのんつちのえ～中目黒）の板長。
坂上さんは、最高の笑顔でもてなしをしてくれる店長。
料理も楽しみ、息の合ったコンビに会いに行くのも楽しみなのだ。
実は、彼らは初対面ではない。
神田さんを「安穏戊」に案内し、彼がマサル氏の料理に感嘆してくれたのだ。
今度は、ぜひ私たちが神田さんの店に行きたいという２人の要望を、
ボンド氏が仲介したというわけだ。
ワインも進み、話も弾み、愉しい夜となった。
途中から、神田さんも加わり、大好きな人同士が語らう様子を見て、
ボンド氏は、目を細めていた。
この日、特に印象に残った料理。マサル氏も感心。
オーストリアでは淡水魚を燻製にして食べることが多いそうだが、
ヤマメを塩や砂糖とマリネして脱水し、
軽く燻製にして柔らかく火をいれたもの。
川魚の燻製にはマスタードが欠かせない。
マスタードは、
サワークリームとクレームドゥーブル、グラニュー糖、塩、白胡椒、粒マスタードを良く混ぜ、泡立てた生クリームとゼラチンを加え冷やし固めたもの。
ツルっと口の中に入った。またも口中福。
ハムを切り分けてくれるサービスの星亜実花さん。
笑顔が素敵。オーストリア料理やワインに関する知識も豊富。
この店のサーバーたちは、神田さんをこよなく敬愛している。
愛が行きかう空間だ。だから居心地がいい。
「銀座ハプスブルグファイルヘン」
銀座７－８－７－７Ｆ
０３－５５３７－３２２６
http://ginza-habsburg.com/index.html