ボクの左にオーブ。もう1人聞き手が!?)
春は新人職員研修。
夏は係長研修。
丹波市の新任係長の皆さんを対象にした『ことば磨き』のワークショップ。
40代くらいの係長は、新人さんのようにはいかない。
経験を積んだプライドもあれば、職場の同僚の前で照れもある。
最初は戸惑い顔ばかり。
改めて褒めあうと言っても、今さらという空気が漂う。
でも覚悟を決め、一人が口火を切ると、その心地よさがわかってくる。
そうか…そんなふうに思ってくれていたんだ。
そんなところを見ていてくれていたんだ…互いの気づきにはもってこいだ。
褒めるほうも褒められるほうも笑みがこぼれる。
インタビューのワークショップは、
質問に入る前に、自分の意見を述べる人が多かった。
これが経験のなせる技。
だが、なるべく自分の「経験」は引き出しにしまっておいて、
聞き出した相手の「経験」に応じた
自分の「経験」の引き出しを空けたらいいのだ
このワークショップが、日頃に職場で役だったら嬉しい。
上司と部下が互いにいいところを褒めあうと、新たな佳き関係が生まれよう。
実際、職場で応用してみるつもりというところがあると聞いた。
窓口に来た市民とのやりとりにインタビューが役だったら嬉しい。
来月、三鷹市役所の研修にも講師として行く。
しだいに『ことば磨きメソッド』が出来上がりつつあることを実感するが、
メソッドにとらわれず、新たな視点、新たな気づきを求めながら、
取り組んでいきたい。
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