いまBSプレミアムで『大岡越前』を放送している。
テーマソングも設えも、かつてTBSで放送されたままを踏襲している。
かつてのスタッフが再結集して作っているらしい。
加藤剛の越前もよかったが東山紀之もいい。
宇都宮雅江の雪江もよかったが国仲涼子もいい。
山口崇の吉宗は平岳大。若気の至りがよく出ていていい。
源さん・村上源次郎。大坂志郎がいい味出していたが、高橋長英もいい。
榊原伊織の勝村政信は、竹脇無我が蘇ったようでいい。
だからと言ってたんなる昔のコピーではない。
それぞれ持ち味新鮮味を出している。
何よりいいのは、みんなが良かれと思って、佳き「お節介」をするのだ。
見て見ぬふりはしない。放っておけば良さそうなことことでも放っておけない。
人の嬉しい顔見たさに行動する。
だから、見ていて、小気味いいのだろう。
江戸時代は、オキシトシンがいっぱいだったようだ。
そして「勧善懲悪」が貫かれているから、わかりやすい。
あぁ、「温故知新」の大岡越前に、完全にハマっている。