会津魂を見た『八重の桜』 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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NHK大河ドラマ、期待通りの面白さだ。え?もう終わったの?と思うくらい、展開がいい。

13日放送の第2回では、砲術を習いたいと訴え続けた八重の願いが叶う。

そのとき、兄の覚馬(写真右)が言うことばが印象的だ。

「極めても誰も認めはしない、そんな時の覚悟はあるか」と問うていた。

初心者に対する戒めにしては、覚悟と問うすごい言葉だ。

極めるというのは、他人との比較ではなく、孤独の精進が極限に進ませるものなのだ。

「ならぬものはならぬ」の精神で、愚直に生きた会津魂の一端を見た思いだ。