こちらで数回に分けて記事を書いている「名古屋市西区主婦殺人事件」ですが2017年11月13日で事件から18年となります。
事件後、遺族である旦那さんは賃料を払い続けており1,500万以上を負担されています。
経済的な負担はもちろんですが、ぶつけようのない怒りや憎しみ、悲しみを考えるとやりきれませんね。
事件当時、殺人の公訴時効があったためそこを区切りとしてアパートの契約をしないことも検討されたそうですが、時効が撤廃されたことにより
区切りが付けられなくなってしまったとの心境を新聞にて読みました。
先日、1997年3月に香川県で発生した女子高生殺人事件における「Tシャツと不審車両」の情報が公開されました。
20年の時を経て、被害者のTシャツと不審車両情報が公開されたわけですが、それほど前のことを果たして覚えているのでしょうか。
なぜ、ここまで情報の開示が遅れたのでしょうか。
実はこの事件でも同じことが起きています。
以前の記事を読んで頂ければ分かりますが、現場に残された靴跡から犯人と思われる女が履いていた靴が公開されています。
また、2人の目撃者情報から描かれた似顔絵についても公開されています。
この上記2件はなんと、2015年に公開されたものです(事件から16年経過)
私は正直、15年前に自分が履いていた靴も思い出せないと思います。
そんな状況で、果たして他人が履いていた靴を覚えているのでしょうか?
靴跡から靴の特定に15年も掛かるとは思えません、似顔絵も同様です。
事件から数ヶ月~1、2年程度であれば「あの靴を履いていた人を知っている」という情報もかなり集まったのではないかと思います。
まだ公開していない犯人のみが知り得る情報がある可能性も否定できませんね・・・
もちろん犯人の特定のため、情報を出さないことも重要だとは思いますが、まったく辿り着けていない状態では明らかにマイナスでしか無いような気がします。
新しい情報が出ることを願っております。