電車以外での安治川の渡り方 | SUNNY HOLIDAY

SUNNY HOLIDAY

~好きなこと,人生の記録を書いています~

昨年夏に大阪環状線1周ランをしたときに経験した、

「弁天町駅から西九条駅になかなか辿り着けなかった事件」

弁天町から西九条へ行くには安治川を渡らないとダメなのですが、線路沿いに道がなく、かなり迂回を強いられることになりました

 

こんなに迂回しないと安治川を渡れないわけがない、おそらく秘密の抜け道があるはず・・・

というわけで調査した結果、

 

「安治川隧道」という隧道がこっそりあったことを知りました

この隧道を調査するために、またまた九条界隈にやって来ました

 

大阪環状線(赤い矢印の方向が弁天町から西九条への線路)の東側に、目指すべき安治川隧道(赤丸で囲んだ所)があります

安治川を渡るには、この隧道を通るか、線路西側の阪神高速17号線を通るかしか方法はありません

どちらにしても線路沿いには渡れないみたい(笑)

 

そして本題

安治川隧道について

 

安治川の南側に来ました

「源兵衛渡」という、洒落た名前の交差点

 

ここから北を望むと安治川隧道へ向かう巨大エレベータ塔があります

 

何にも案内がない、無機質なエレベーター!

テンションあがります

 

早速行ってみましょう

 

早速乗ってみましょう

オーチス製の定員58人エレベータ

人だけでなく、自転車でも乗れます

 

このエレベータで川底まで降ります

地下17メートルほどあるらしい

 

両岸を結ぶ地下通路はこんなかんじ

警備員さんが1人立ってくれており、通行人ひとりひとりに「こんにちは」と声をかけてくれます

 

通路の壁には「深夜の女性の一人歩きはやめましょう」という張り紙がありました

隧道内で何か非常事態があれば、女性に限らず、助けを呼ぶのに一苦労しそうです(地下通路が結構長い)

 

北側の出入り口にあるはずの「う回路の案内図」が補充されていない

う回路を案内されても、心折れそうなくらいう回しないとダメなんよなぁ・・・

 

 

この隧道、歴史が長くてですね、

なんと開通が1944年、戦時中じゃないですか!

当時は自動車もエレベータを使えたみたい

 

あとトンネルマニアの人が興味を持つ?そうでもない?(笑)

安治川隧道は、日本初の、沈埋工法で作られたトンネルという立派なオマケつき♪