チャンネル銀河で放送中の「星漢燦爛」原題「星漢燦爛」
23話まで視聴しました。
「明蘭~才媛の春~」でもそうでしたが、今作も会話自体は面白可笑しく描いていることが多いですが、実は過酷な状況も描かれていて、そのバランスがいいから重すぎず、軽すぎず楽しめていると思いました。
四娘子・程少商(趙露思チャオ・ルースー)は短い期間に様々な経験をしてます。
驊県で過酷な状況を共に過ごしたことで楼垚(余承恩ユー・チョンエン)と程少商の距離は縮まり、楼垚の想いが強いこともあったのであっという間に婚約した二人ですが・・・母・萧元漪(曾黎ズン・リー)の餌につられた犬、万萋萋は尽くす楼垚に対して侍女と一緒じゃないの言葉には
微笑ましい可愛い二人ではあるのですがね
そんな二人に対して楼垚が誠実であると認める凌不疑(呉磊ウー・レイ)は「安心して嫁げ、私は命を懸けた戦に行く。帰還できてもこの先は他人だ。もう会うことはない」と程少商に別れを告げるのですが・・・この場面はまるで絵の中のようでした。木漏れ日が差す林の中で
でもでもそんな別れを告げながら次の場面ではもう、凱旋
その早さに私びっくり えーもう帰って来た
しかしこの戦いで何家は民を守るために壮絶な戦いを繰り広げ生き残ったのは何昭君と幼い弟だけでした。
何将軍は子供たちを案じ遺言として何昭君と楼垚の再度縁組を望んで・・・
何があっても一緒になると言っていた二人ですが、程少商は肖世子の処刑を目の当たりにし、何昭君の決意を聞かされて・・・このシーンの何昭君の凄まじさは見応えあります。自ら首を斬り落としますからね
帰りの馬車で凌不疑は「私の本音は1つ、程娘子がどう選ぼうとすべて正しい」と言います。そんな彼に「なぜ運が悪いのは私になるのよ」と泣く程少商。
でも彼女は縁談を止めることを決め、納得できない楼垚に彼が尊敬する何一族がどう亡くなったか話し・・・ついに楼垚も決めます。二人は破談にして楼垚は何昭君と縁組することに。ほのぼの微笑ましい二人が自分たちの想いを抑えて大人になります
皇帝より一家で祭典に招かれた程少商、でもその場には楼垚と何昭君もいて・・・一人散策に出た程少商は塔を見つけその構造を調べていたら反太子派による密談を耳にしてしまう 慌てて逃げようとして凌不疑に助けられる程少商。
でもその時に凌不疑は古傷を痛めてしまい・・・それを聞いて喜んで会いに来た皇帝。
「凌不疑は程家の恩人だ、一瞬たりとも忘れず、感謝し報いるのだ」だって
もう、凌不疑のことであっち行きこっち行き一人やきもきする皇帝が楽しいです
でも太子(汪卓成ワン・ジュオチョン)や三皇子たちは色々ありそうなのに・・・皇帝気付いている
負傷した凌不疑を父(郭涛グオ・タオ)と見舞った程少商、でも彼は程少商一人で来て欲しかったのね。さりげなく機嫌が悪い
さらに太子、袁慎(李昀鋭リー・ユンルイ)、裕昌郡主、王姈まで来たから・・・さらに王姈は少商を侮辱したので冷たい一言を放ち、一行を追い返します。
凌不疑はちょっと前に「帰還できてもこの先は他人だ。会うことはない」と言っていたのに今ではどんどん迫っていますよね
裕昌郡主たちの前で「程娘子の婚姻は私が責任を持つ」と言ったし、凌不疑が言うセリフはもう、ちょっとツボです
そして凌不疑に早く身を固めて欲しい皇帝はついに少商と両親に参内させます。
礼儀は未だにぜんぜん身についていない程少商は初めての皇宮が色々珍しくて・・・可笑しいです そしてさらに何が起こるでしょう
両親じゃないけど程少商は何度、凌不疑に助けられたでしょう
ハハハ・・・凌不疑は程少商のストーカーですからね
いやいや常に彼女が心配なのよね。自分が選ばれないとしても陰からずっと見守る彼でしょうね。
でも彼の誰に対してもまして陛下に対してもあの動じない物言いはすごい まあ、それが見ていて気持ちよくもありますが、ツボでもあります
そして悪人の殺し方は怖いですよね
一方、程家の夫子となった袁慎、程少商が好きなのに攻め方が素直じゃないから天敵状態 「夫子が何昭君を娶ったら」と程少商に言われた時は
これから袁慎もどう迫っていくのやら・・・
そして恋愛模様だけじゃなく、孤城の陥落は雍王だけのせいではなかった。なぜ援軍が来なかったのか
当時の瘴気の毒は偽りだったのか
また反太子派の動きは・・・
色々と情勢あやしくなってきました。
それにしても今作、原作なのか脚本の上手さなのかいいところ突いてきますよね、セリフが絶妙
そして役者がそれを上手く演じて そろそろ後半、今後の展開も楽しみです
出征前に程少商を呼び出す凌不疑
何昭君自ら肖世子の首を斬り落とします
目をそらすと凌不疑が抱き寄せる「大丈夫だ」
破談を決めた程少商と楼垚
「程娘子の婚姻は私が責任を持つ」と言った凌不疑
密談を聞いてしまい
初めての皇宮・・・