BS1２で放送中の「沈香の夢:前編～蓮の花芳る時～」原題「沉香如屑」１４話まで視聴しました。
蛍灯（徐愷嚀シュー・カイニン）に苛立ちながらも主演の二人のこの切なさが結構好きな私です
仙魔大戦で東極青離帝君・応淵（成毅チョン・イー）たちはかろうじて勝利しますが、応淵は毒に当たり倒れ、多くの上仙たちが命を落とします。
自責の念に駆られた応淵は一人、姿を消します。
帝尊はこの事実を隠し人間界へ行ったことに・・・
応淵に会えず、寂しい顔淡（楊紫ヤン・ズー）は地涯へ行くとそこに神樹に繋がれ視力を失い毒の発作に苦しんでいた応淵を見つけます
目が見えず、近づいてきたのが顔淡とは気づかず「私は帝君ではなく罪仙だ。毒に侵され死を待つのみ。発作が起きれば三界に害を及ぼす」とだから自分でつないだ応淵なのね。
そんな彼の姿に涙をこらえ、声を変え、尽くしていく顔淡
目は見えなくても香りと口調から顔淡ではと気づく応淵。
一人必死に看病する顔淡、万年氷の中で凍り始めた彼の顔に近づき仙気を送る顔淡、すると思わずキスされて・・・
顔淡は自分の気持ちに気付き、情戒を犯してしまう・・・
彼にはこのキスの記憶はありませんが、既に彼女が顔淡だと確信してます。
彼は彼女に体を癒せる沈丁花の簪を贈りますが、自分は死ぬ身だと想いを封じますが・・・
彼に生きる希望を持ってほしくて暁夢蝶を使って彼の夢の中へ入る顔淡。愛を誓い夫婦になって子もできて・・・幸せな時
しかし目覚めた応淵は再び発作に襲われ、「誤解だ、今日を最後にもう会わぬ」と選別として手作りの沈香炉をあげます。
そんな彼に「目が治ったら私を見つけてください」と
でも彼女は心に決めています。
自分の蓮心をえぐりだして彼を治そうと・・・それに必要な法器を借りに行って芷昔（孟子義モン・ズーイー）に見つかり、すべてを話す顔淡。
しかしそれを蛍灯が見ていた
顔淡は自分の蓮心を半分に割ってえぐり出し法器で解毒薬を完成させます。
そして応淵に飲ませ、目覚めるのを待っていると・・・
蛍灯の訴えにより法器を盗んだ罪で芷昔が罰せられると知って自分のせいだからと芷昔のふりをして九道天雷の罰を受ける顔淡
あー、蓮心半分失ったのに天雷まで受けて・・・
余墨（張睿チャン・ルイ）の看病で目を覚ました顔淡は・・・芷昔が応淵を救ったことになっていると知って
芷昔のために口をつぐんだ顔淡ですが、なにより応淵自身がそれを信じたことがショック 「見つけて」と約束したのに
でも応淵にはわかっています。助けてくれたのが顔淡だと・・・でも姉思いの顔淡だけに芷昔の卑劣な行動を暴けないでいます。
そんな中、帝尊から贈られた雪霊芝を応淵が顔淡にあげたと知った蛍灯、さらに応淵から「邪念を払え」と言われた蛍灯は次なる悪事に・・・蛍灯の悪辣さに芷昔まで卑劣な行動を次々
蛍灯は蓮の毒に侵された訴え、扱えるのは芷昔と顔淡だけ、芷昔は居所がはっきりしており、顔淡は「やっていない」と言っても彼女の仕業に
帝尊に刑を決めろと迫られ「三日後に天火の刑、自ら天刑台に送る」と言った応淵
あー、応淵に信じてもらえなかったと思う顔淡も辛いけど、無実だと知りながら帝君として裁かなければならない応淵もどれほど辛いか
天牢に連行された顔淡、会いに来た芷昔は事の重大さに謝るけど・・・顔淡は初めて知ります、自分が姉をどんなに苦しめていたか 「私がいる限り心は晴れない。２度と会わないことが最良の選択かも・・」と顔淡は応淵に見放され、１番大切な姉を苦しめていた・・・もう生きていたくないよね
一方、応淵は地涯で二人が過ごした荀誕居を訪れ、庵の名に、蓮の花びらの香、そして暁夢蝶・・・蝶となるのは真実の愛を感じた時。もうもう、顔淡の想いの深さがあちこちに感じられて その想いに応淵も辛い
応淵はすべては蛍灯の仕業とわかっても情戒で脅してくるから・・・彼女が改心するはずがない
もう、もう、蛍灯は芷昔へ、顔淡へとわざと怒りや悲しみを掻き立てていく
こんな彼女の訴えを淡々とした表情で聞いていた帝尊。やはり天界の長はイマイチです
さあ、顔淡はどうなるのでしょう
あの天真爛漫な顔淡はもういない、愛を知り、苦しさを知り、浅はかだった自分を知り・・・この打ちひしがれた雰囲気の顔淡が好きです。
そしてそしてもう、多くの上仙を失って打ちひしがれた応淵も顔淡への愛ゆえに苦悩する応淵もまた好きです。
成毅さんは時折とっても色気がある 辛いけどその表情１つ１つに惚れ惚れする私がいます
応淵の方が早くから顔淡を想っていたよね、そして自分を看病してくれたのも、蓮心をえぐりとって助けてくれたのも彼女だとちゃんと気づいている。それがいい
だからこそ見ていて辛く切ないけど嫌じゃない私です
次週も楽しみです
自ら繋がれ苦しむ応淵
応淵からのキス
誕辰の贈り物が二人入れる棺
つい立越しのキス
地涯を訪れ彼女の想いの深さを改めて知る
