BS12で放送中の「沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~」原題「沉香如屑」24話まで視聴しました。
辛い天界から舞台は明るい人間界へ。
東極青離帝君・応淵(成毅チョン・イー)は顔淡(楊紫ヤン・ズー)を救う計画を立てていたのに彼にも信じてもらえない辛さから天刑台に上る途中の了無橋から身を投げる顔淡
彼女を追って応淵も
応淵が彼女のためにできることは夜忘川を渡らせること。そしてすべて忘れて人間界で自由に生きて欲しい。
一方、余墨(張睿チャン・ルイ)は顔淡が人間界へ行ったと思って自分の角を折ってどんなものでも破れる剣を作り結界を破って人間界へ。
でも顔淡は記憶を消すことが出来ずずっとさまよい続けていた・・・900年が経っても渡れない者は灰となって消える。
顔淡はすべて忘れて人間界で自由に暮らしていると思っていた応淵は彼女があと三日で灰になると知って夜忘川へ。
彼女の変わり果てた姿に「私は彼女のことを何もわかっていなかった」と正体隠して面倒見て特別な方法で彼女の記憶を消し、妖族の花精族に化身させて人間界へ送ります
もう、この900年、応淵は情刑は受けるし、帯を探しに炉の中には入るし、夜忘川に行くために自ら罰を受けるし・・・血吐き通し
夜忘川を渡れない顔淡も目は見えなくなるし白髪だし足は傷だらけで2人の姿は辛かったですが、結構この辛さは嫌いじゃなかった私です。顔淡には本心言えないけど応淵の想いが揺らぐことがなかったからかなー そして顔淡も裏切られたと思いつつも彼を忘れられないでいたから・・・誰が何を企もうと互いを想っていたから
そしてそしてついにお姉ちゃん、芷昔(孟子義モン・ズーイー)が蛍灯(徐愷嚀シュー・カイニン)を陥れ、復讐します。
でもでもこのやり方は蛍灯の如く狡い
顔淡は無実であり、自分が蛍灯に命じられたと帝尊に真実を告白するべきだったのでは
蛍灯は帝君を誘惑した罪で仙籍の剥奪、記憶を抹消の上八苦の池へ。
でも芷昔は屈辱をずっと味わえと蛍灯の記憶を背さなかった。
えー、それってのちのち蘇って恨みを晴らそうとするのでは・・
芷昔は妹失ってもどこか歪んでいるよね
さあ、人間界。
妖族を苦しめていた囚蜥を倒したことで余墨は紫麟(あの天界にいた亀)と共に鋣闌山の統領となります。
記憶を失くして人間界に落ちた顔淡は絳辰に助けられ白漂亮と名乗ります。
何度かすれ違いがありながらもやっと白漂亮こと顔淡と再会した余墨。もちろん彼女は記憶がないからわかりませんが。
余墨は白漂亮を顔淡に改名させ、鋣闌山の妖族たちは顔淡を余墨の妻だと思っていますが、まあ、顔淡は愛も知らない、お調子者で口達者ですから妻ではなく従者として余墨と100年間の契約を結びます。
余墨にしたら彼女のそばにいられれば幸せなのよね
一方、生き残った魔族を調べるために歴劫を装って応淵も人間界へ。
応淵は記憶と仙力を仙衣で封じて凌霄派の天師・唐周として妖族退治をしていましたが、何者かに襲われ仙衣が傷つき、察した録鳴は刺客から逃れるために応淵が死んだことにします。
そして唐周こと応淵に神仙に戻るには四大神器が必要だと告げます。
唐周は花精族を退治しようとして顔淡に出会います。
彼は夢に見る女性の後姿に彼女が似ていると思いますが・・・顔淡は妖気がないから妖族の反応がないのね。
そんなこともあって唐周から仲間を助けることが出来ましたが・・・
余墨と旅に出た顔淡、彼にとってとっても幸せな時だったけど・・・あっという間に、顔淡を見失い、必死に探す余墨
その頃、唐周に捕まった顔淡ですが、口が達者で機転も利くから彼と共に、娘娘墓の捜索に
侠客たちと娘娘墓の中に入った唐周と顔淡、次々と命を落とす侠客たち。唐周と顔淡は互いに助け合いながら・・・無事に脱出
言い合いながらも良いコンビに
幽鬼が出るという沈家では夫婦のふりの二人
唐周は夢を見ます。「こうなったのもあなたのせい、私の心を半分持って行った・・・」いう女性の顔は顔淡だった・・・
人間界での顔淡は天界での出だしのように、いえ以前の天真爛漫というよりお調子者、でも正義感は強い
そんな彼女をうるさいと思いながらも機転も利くし、助けてもくれた「妖族が人を救い、人が人を陥れる」と知る唐周。
二人の明るいやり取りが、その表情が楽しいです
記憶を封じたとはいえ、蓮芯が半分ずつある二人だからいずれ唐周は気づくのかな 二人の情が深まるのは時間の問題という気がしますが・・・
でも今作の原題「沉香如屑」の意味は消えてしまって復活することのない深い感情を表すようなので二人の関係の終わりを象徴するもののようです。
ということは唐周も凌霄派の後継者として情は断たなければいけないし、まして天師として妖族を捕まえる立場ですからね。
明るいのは今だけ またまた悲しい展開となっていくのでしょうか
そして後編の「沈香重華」の「重華」には2つの意味が、天下を守ると愛が永遠に続くだそうです。
顔淡と応淵が天下を守り、二人の愛は再び消えることなく永遠に続くのでしょうか・・・
このことは下記で紹介されています
さあ、物語は二人のことだけではなく、九鳍族はかつての四海の主だっただけに余墨が九鳍族だと知った敖宣(王皓軒ワン・ハオシュエン)と龍王は地位を脅かされないためにも彼の命を狙ってます
余墨を運命の人と慕っている敖宣の許婚・朝瀾(朱麗嵐ジュー・リーラン)も辛いです。
やっと明るくなったけどまた辛くなるのかなあ・・・好きな辛さだと辛くてもその辛さに涙しながらも心地いい時がある私ですが。
もう、辛い表情もイジワルそうな笑顔も成毅さんを堪能し楽しんでます
15~17話予告
18~20話予告
21~24話予告
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