衛星劇場で放送中の「黒豊と白夕～天下を守る恋人たち～」原題「且試天下」１４話まで視聴しました。
雍州で何かと白風夕（趙露思チャオ・ルースー）を気遣う黒豊息（楊洋ヤン・ヤン）ですから二人の仲はとても良い感じ
そんな中、隠泉水榭の者の後をつけた白風夕はついに隠泉水榭榭主・黒豊息と雍州二殿下・豊蘭息が同一人物だと知ります。
彼がなぜ正体を隠していたか、そして今彼がどんなに辛い立場か理解できる白風夕なのよね
そんな理解者である白風夕に手料理を振る舞う豊蘭息、場所は「蘭雲楼」豊蘭息の「蘭」に惜雲公主の「雲」から名付けたのね。
豊蘭息と惜雲公主は幼い頃だけじゃなくその後の六合宴でもあっているのね。
豊蘭息の話を聞き流していたけど、白風夕が惜雲公主ではないの
豊蘭息も白風夕の素性を知らないの
そして白風夕はわかっている、朝堂に渦巻く陰謀や罠は江湖の剣よりも恐ろしいことを。
そして豊蘭息が見据えているのは雍州だけでない、天下だと
また豊蘭息も白風夕が自由な江湖で生きることを望んでいるとわかっている。
あー、二人は歩む道が違うと互いに察して・・・二人共別れがたい表情、切ないです
そして白風夕は師父がいる霧山へ。
そんな中、豊蘭息は鳳棲梧（宣璐シュエン・ルー）にはっきり言いました。「手に入れたいのは天下だ、色恋は不要だ。そなたの想いには応えられないが、腹心になって欲しい」と。
でも任先生まで彼女との縁談を勧めているくらいですから、今後のこの二人の関係も気になります。
さあ、今回、豊蘭息を陥れるために王妃が仕組んだ罠が科挙、問題の漏洩、数人の拘束等、展開が「鶴唳華亭～Legend of Love～」やはり浮かんじゃいました。
見るまではこんな違うタイプのドラマが何で盗作疑惑って思っていましたが。
まあ、愛されない皇子、均衡を保つために利用する王、王妃は実子なのに二人の皇子の扱いがぜんぜん違うと似た設定ですし、続く罠も軍馬ときましたからね・・・ちょっと怪しいとは思いますが。
でも緻密さ違うし、科挙の件も最終的には江湖で使われる技でしたからね
まあ、時代物には科挙は多く扱いますし、皇位争いではどうしても似た設定にもなりますよね。
でもでも根本、この２作品は同じ時代劇とはいえ、まったくタイプは違いますからね。
同じ事案だとしても受ける印象は全然違いますよね。
というか、これだけたくさんのドラマが作られているのですから・・・ドラマに限らず、音楽でも絵画でも盗作問題は難しいですよね。
さあ、今作では王妃が怖い
雍州王に、はっきり「蘭息の顔も見たくない、蘭息が苦しむ姿を見ることで屈辱が和らぐ」って言えちゃうのが凄い
雍州王に愛されている自信があるのかな。
か弱くいい人ぶるよりはこの方がいいけど。
でも狙われる蘭息より、実母にアレルギーも忘れられて疫病神とまで言われる大殿下・豊萇（張天陽チャン・ティエンヤン）の方が誰よりも気の毒に思えます
彼はどうなっていくのでしょう
蘭息とだけは仲違いして欲しくないのですが・・・
そして霧山では武侠物らしい展開が
冀州世子・皇朝（賴藝ライ・イー）、玉無緣（張昊唯チャン・ハオウェイ）と合流した白風夕。
太陰老人の試練を突破するのは誰でしょう
あー、白風夕が皇朝、玉無緣と一緒に霧山に入ったと知って気になっている蘭息だよね、でももう報告はいらないと自分から断ち切っているけど・・・表情が本当に切なげです
さあ、二人が次に再開するのはいつかしら、すぐよね
とにかく今作はサクサク見れて、主演の二人が強くて賢くて互いに気持ちを察することが出来るのが見ていて心地よくて、さらに蘭息は悩んでいても常にどこか余裕があるので安心して見てられて今のところストレスなく楽しめてます
病気じゃないのよ、ドキドキの汗よね
上手くとぼけた白風夕に殺すつもりが惚れた
黒豊息と豊蘭息が同一人物だと知る
蘭息が苦しむ姿を見ることで屈辱が和らぐ
蘭息手料理、そして六合宴での出会い
歩む道が違う・・・
