2019/4/21 朝鮮日報
韓国の大企業・中小企業間の賃金格差は日本の3倍
韓国の大企業と中小企業の平均賃金の格差が、最高で日本の3倍に達することが分かった。
(中略)
これは、韓国では従業員10人以下の零細企業の平均賃金が日本より低いからだ。従業員1-4人規模の企業で比較すると、韓国の月平均賃金が174万5000ウォン(約17万5000円)であるのに対し、日本は227万ウォン(約22万7000円)で、1か月当たり52万ウォン(約5万2000円)の開きがある。5-9人規模の企業でも韓国は日本に比べ約8万ウォン(約8000円)低かった。
一方、中堅企業・大企業を比較すると、韓国の賃金が日本よりはるかに高かった。従業員500人以上の大企業は、韓国企業の月平均賃金が534万7000ウォン(約53万5000円)で、日本(345万5000ウォン=約34万5000円)より平均189万2000ウォン(約19万円)高かった。従業員100-499人規模の企業では韓国が日本より平均71万ウォン(約7万1000円)高く、10-99人規模の中小企業は韓国が日本より約17万ウォン(約1万7000円)高かった。
韓国中小企業研究院は、最近5年間の韓国の大企業-中小企業間の賃金格差が深刻になっていると指摘した。同院のノ・ミンソン研究委員は「2012年と比べると、韓国の大企業の平均賃金は大幅に上昇し、零細企業の賃金はわずかな上昇にとどまっている。一方の日本は大企業の賃金は5年前から少し上がっただけだが、中小企業の賃金は急速に上昇した」と話した。
オ・ロラ記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/21/2019042180036.html
引用ここまで
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これは別にどうということも。前にも書きましたが、外務省の役人が援助の件でアフリカなどの貧困国の役人と会うと、彼らの着ているスーツの方が遥かに上等なことが多かったとか。
日本は世界でも珍しいほどに格差の少ない社会ですが、世界には格差が大きい・・・・・というかほとんど身分制社会のような国が多いんですね。
アメリカだって貧困層の出身の学生が名門大学に入学したって、学内の名門クラブにはなかなか入れませんしねえ。
韓国もそうした格差社会なんですね。少し前までは財閥家族なら罪なんぞはなかったことにして貰えたんです。
韓国と日本の経済格差を考えたら、韓国の賃金が日本より高いことなんて考えられないんですが、それがあり得るんですよね。
”韓国の大企業と中小企業の平均賃金の格差が、最高で日本の3倍に達することが分かった”・・・ということですね。
日本は明治維新で士農工商の身分制度を解消しましたが・・・・・・というより江戸時代でも士以外の身分制度など無いも同然でした。
韓国は今でも実質的な身分制社会なんですね。たとえば国家有功者などという連中はさまざまの特権を手にすることが出来ます。
だから財閥企業の役員に昇進でもしたら、機内食に文句をつけて乗務員に暴力を振るうくらいは当たり前と考えてしまうんですね。
ええ、日本とは比較が難しい未開な社会なんです。