少子化の波がスポーツ界にも来てるニダ | こりあうぉっちんぐ

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2018/8/25 朝鮮日報

【コラム】選手がいない!!! 韓国スポーツ界に押し寄せる少子化の波

 

 

 

 

 

(前略)

 

 韓国は世界の一流アスリートが出場するオリンピックではかなり前から優れた成績を残してきた。1984年のロサンゼルス・オリンピックで韓国は金メダルの数で初めて総合10位に入り、その後もメダルの数だけなら「スポーツ強国」と言ってもおかしくないほどの結果を出してきた。国の急速な発展と歩調を合わせてスポーツ界も実力をつけてきたわけだが、それも韓国国民にまた新たな誇りを持たせた。その韓国の選手たちがオリンピックよりもはるかに格下で、いわば地域限定のスポーツイベントとも言えるアジア大会で次々と敗れている。韓国国民にとってはにわかに受け入れがたい現実だ

 

 先日も韓国にとって得意種目のはずのバドミントン団体戦が男女ともに敗退し、1978年のバンコク大会以来のメダルなしに終わった。男子は日本に1セットも取れないまま0-3で敗れ、女子はインドネシアに1-3で敗れた。

 

 一部では韓国のいわゆる「エリートスポーツ」が崩壊する前兆との見方も出始めている。しかし振り返るとこのような見方は実は20年前からあった。

 

 当時、記者は韓国が世界に誇っていたハンドボールとバドミントンのコーチや選手たちを取材したことがあるが、その時から協会の関係者は口を開くたびに「つらい思いをしてまでスポーツを続けたいという選手はほとんどいないし、メダルを取りさえすれば多くの恩恵が受けられた制度も見直されつつある」「われわれはそのうち間違いなく没落していくだろう」と嘆いていた。

 

(中略)
 

 あるコーチは「ハングリースポーツと呼ばれる非人気種目は実際のところ農村や漁村出身の若者を基盤に命脈をつないできた。しかしその地方都市の小学校が次々と廃校になっているので、どこから選手を育てればいいか分からない」と嘆く。14年にわたりバドミントンの日本代表コーチを務め日本の選手を育ててきた朴柱奉(パク・チュボン)監督は「日本は小学校から大学までほぼ全ての児童生徒がクラブ活動を通じてスポーツを楽しむ文化が根付いている。私がやったことはそれらの選手たちを韓国のように体系的に育てるシステムにつなげるだけだった」と語る。

 韓国のスポーツ界が今後命脈だけでも維持し続けるには、今からでも小中高校に行ってスポーツの楽しさを教えていかねばならない。スポーツを楽しむ児童生徒が減り続けている現状は、実はかなり前から統計データからも把握されていた。このままではオリンピックどころかアジア大会で金メダルを獲得してもビッグニュースになる時代がやって来るかもしれない。しかし問題解決に取り組むべき競技団体はいまだに何もやろうとしない。


閔鶴洙(ミン・ハクス)論説委員・スポーツ部次長

 

 

 

 

1 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/24/2018082401584.html?ent_rank_news

 

2 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/24/2018082401584_2.html

 

3 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/24/2018082401584_3.html

 

 

引用ここまで

 

 

 緑色の文字列は関連記事へのリンクです

 

 

 韓国のスポーツ事情については何度も書いてきました。西側諸国としては相当に偏頗なんですね。

 

 韓国は国威発揚の手段としてオリンピックの金メダルを狙いに行きました。そのために小学生の頃からスポーツエリートを養成して来たんです。かっての共産圏に似てるんですね。

 

 確か韓国が初めて金メダルを獲ったのは1984年ロス五輪の柔道。その選手はインタビューで「オンマー(母ちゃん)、これで年金も貰える。もうカネの心配はないんだ」と叫んで、さすがに韓国人からも引かれたとか。

 

 日本は戦前から五輪で金メダルを獲ってきましたが、別に彼らはスポーツだけをやってきたわけではありません。

 1932年のロス五輪の水泳で金メダルを獲得した選手に清川正二という人物がいます。彼は後に兼松江商という総合商社の社長になりました。

 

 そういえば2009年1月の朝鮮日報は慶応高校を視察した際の感想として

 

 

慶応高は2100人の生徒のうち、1400人が42の運動部で活動をしている。これは運動部の概念が韓国と違うからだ。文部科学省は1998年からクラブ活動を部活動として吸収統合した。


スポーツや美術、音楽、書道など各種文化活動に分けられる部活動は定義上、正規教育課程以外に自発的に行われる同好会活動だ。日本の中学生の70%、高校生の50%ほどが運動部に所属している。日本高等学校野球連盟に加盟している高校は2008年現在4163校で、部員数は16万9298人だ。韓国の少数精鋭の運動部とは概念が違うのだ。従って、勉強ばかりする生徒と運動ばかりする生徒に二極化されることがない。

 

 

 と書いていました。つまり韓国じゃ勉強ばかりする生徒と運動ばかりする生徒に二極化されているんですね。

 

 その弊害もありまして、2011年11月の朝鮮日報によれば”全国小学校サッカーリーグ64強戦で、前代未聞の八百長事件が起きた”・・・と書いていました

 

 しょうがないんです。彼らは別にスポーツの楽しさのために活動しているわけじゃないんです。小学生のうちからプロ予備軍として活動しているんですね。

 

 しょうがないんです。それが韓国社会の構造なんですから。

 

 

 

 

 

 

 刑務所の塀の上を歩くプロもいますなあ。