2018/4/29 朝鮮日報
浦項地震:「地熱発電所が誘発」 韓国の研究者ら立証
昨年11月に韓国南部の浦項で起きたマグニチュード(M)5.4の地震は、付近の地熱発電所から地中に水を注入したことが直接的原因だという研究結果がまとまった。浦項地震は2016年9月の慶州地震(M5.8)に次ぎ、韓国で発生した地震としては過去2番目に強い地震だ。
(中略)
地熱発電は地下4キロメートル以上の深さに穴を2本堀り、一方に水を注入し、地熱で加熱した上で、発生する水蒸気を別の穴から取り出し、発電所のタービンを回すことで発電を行うものだ。昨年11月15日に浦項地震が起きた直後、震央が地熱発電所からわずか600メートルの地点だったため、科学界からは「地下に注入した水が地震の原因」という主張が出ていた。地下で高い水圧が発生し、周辺の地層を割ったか、既に形成された断層を滑らせたとの見方だ。研究陣は「韓国で地震観測が始まった1978年以降、2015年まで浦項興海地区でM2.0以上の地震が起きたことはないが、16年から地熱発電所による水注入が始まり、M2.0以上の地震が4回発生した」と指摘した。
(中略)
一方、スイス、ドイツ、英国の研究陣も同日、「浦項地震は地熱発電所によって誘発された可能性が高い」とする論文を発表した。研究陣は衛星写真で観測された地表面の変化で断層運動を推定した結果、「地熱発電所から注入された水が断層を揺るがした可能性がある」とした。
韓国政府の浦項地震調査研究団は、今回の研究結果について、「地熱発電と浦項地震に関連がある可能性は否定できない」としながらも、「関連性を明確に判断するためには追加的な証拠が求められる」との認識を示した。調査団長を務める李岡根(イ・ガングン)大韓地質学界長(ソウル大教授)は「今年3月から水を注入した後、パイプ周辺と断層に実際にどんな変化が生じたかなどを遠隔探査方式で調べている」と説明した。
李永完(イ・ヨンワン)科学専門記者
1 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/27/2018042701566.html
2 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/27/2018042701566_2.html
引用ここまで
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そういえばウチの周辺は地滑り地帯の指定を受けているんです。おかげで家の後ろが崩れそうになった時は、県が防止工事をしてくれました。
そして地滑り予防工事というのは余分な地下水を抜くという工事なんですね。
何で読んだかは忘れましたが、岩の間に染み込んだ水というのは岩に浮力を与えてしまい、それで岩が動きやすくなるんだとか。
いえ、地滑りと地震は違いますからね。地滑り対策はある程度は有効な手段がありますが、地震対策などはねえ・・・・・予知だって難しいのに。
”地熱発電所から注入された水が断層を揺るがした可能性がある”・・・要するに水圧破砕法ですな。ウィキの説明では”地下の岩体に超高圧の水を注入して亀裂を生じさせる手法・・・排水の地下圧入による地震発生の危険性といった問題点が指摘されている”・・・ということなんですが、地滑り予防工事とは真逆の工法ですからねえ。地下に影響が出ないわけはないんでしょうなあ。
しかしそれが地震と結びつくかと言うと・・・・・・隠居には論評は不可能なんですが、何らかの影響は出ないはずもないんでしょうねえ。
お前は新潟県中越地震の時は三日も近くの林に逃げていたなあ。
