産経前ソウル支局長の起訴は敗着だ
検察が、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴した。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の名誉を傷つけた容疑だ。単刀直入に言って、加藤氏を起訴したことは敗着だと考える。正確に言えば、起訴の過程が敗着だ。
理由を説明する前に、確かめておくべきことがある。まず、産経新聞と加藤氏が韓国の大統領を誹謗中傷する意図が全くなかったという主張だ。同意できない。法の判断とは別に、加藤氏の記事は明らかに独身である女性大統領を卑下した。度を越える嫌韓、反韓がトレードマークの産経の体質の延長線上にある記事だ。
産経新聞は、韓国で言論の自由が脅かされていると言った。やはり同意できない。加藤氏が起訴されたからといって韓国の言論環境が変わることはない。韓国の言論は、日本の言論よりも自由で強く(時には度を超えたと言われるほど)権力と権力者を批判してきた。これからもそうするだろう。
(中略)
失うものがないなら起訴を拒む理由はない。しかし、失ったものが多い。加藤氏は10日付の産経新聞1面に手記を載せた。謝罪は一行もなかった。加藤氏は、「朴政権の最大の問題である『言論の自由への狭量さ』を身をもって示すことができる」とし、今の心がソウルのさわやかな秋晴れとようだと書いた。迫害を受ける英雄になった。大統領が一人の日本人記者を引き立て、自身は小さくなった。
外国のメディアにも好材料を与えた。外信に加藤氏の記事の内容は重要ではない。起訴だけが問題だ。有力な外信がこぞって批判した。韓国は突然、言論を弾圧する国になった。事実が報道されるのではなく、報道されることが事実だ。
(中略)
最近、日本の報道機関のソウル特派員の間で不満がある。大統領府が電話をかけてきて、非友好的な記事に抗議するというのだ。私が東京特派員の時、小泉純一郎首相を何度も批判したが、首相室から抗議の電話を受けたことはない。外信に対する抗議は、権力の中の権力である大統領府がすべきことではない。外交部が適切に説明すればいい。それが言論界の国際的な常識だ。今回のように、大統領の怒りと真の国益が衝突した時、どのように大統領を説得するかが大統領府が考えるべきことだ。たとえ失敗に終わったとしても。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014101377508
引用ここまで
緑色の文字列は関連記事へのリンクです。
”単刀直入に言って、加藤氏を起訴したことは敗着だと考える”・・・おやおや、東亜がねえ・・・・・先日の東亜などは”産経新聞のような低劣な新聞を日本の他のメディアと同等に扱うことはできない。政府も取材制限など適切な措置を講じなければならない”・・・と堂々と言論弾圧に賛成していましたな。
クネ婆さんのパパの時代にはKCIAから弾圧されて拷問を受けて記者もいただろうにねえ。
”産経新聞は、韓国で言論の自由が脅かされていると言った。やはり同意できない”・・・おいおい(笑)、君たちはクネ場さんの言論弾圧を支持・・・・・しているんですねえ。
”韓国の言論は、日本の言論よりも自由で強く(時には度を超えたと言われるほど)権力と権力者を批判してきた”・・・何の冗談かな?
ノムたんの時代にはテレビはノムたんを擁護していたし、新聞は一応は批判的だったけどノムたんは新聞の経営に介入していたしねえ。
とにかく言論の自由なんて観念は未だに韓国には存在しないんですな。
”加藤氏は10日付の産経新聞1面に手記を載せた。謝罪は一行もなかった”・・・ほらほら(笑)、マトモなジャーナリストが自分の記事を否定するようなことをするかよ。
とにかくノムたんの時代にはノムたんを賛美していた親北反日反韓左巻きのハンギョレだけが今回の事件では産経を擁護しているんですよねえ。
韓国社会に生きる者として用心しいしいではありますが。
”最近、日本の報道機関のソウル特派員の間で不満がある。大統領府が電話をかけてきて、非友好的な記事に抗議するというのだ”・・・ネットの検閲も強化したようですな。
”私が東京特派員の時、小泉純一郎首相を何度も批判したが、首相室から抗議の電話を受けたことはない”・・・それが先進国というものです。ケシカラン罪がある後進国とは違うんですよ。
”大統領の怒りと真の国益が衝突した時、どのように大統領を説得するかが大統領府が考えるべきことだ。たとえ失敗に終わったとしても”・・・ええ、権力者である婆さんの機嫌で司法が左右される国じゃねえ。
いよいよ現代の閔妃ですかねえ。
今日は私の本の発売日。地元の蔦屋にもありましたよ。シンシアリー氏の「沈韓論」と並べて記念写真を撮りました。
売れるといいなあ。