中国のボーイズグループ熊猫堂ProducePandasに、2期メンバーとして魯魯(Luu)が加わりました。そして、デビュー企画となるソロEP『Luuminous』が3月1日に配信されました。

 

そのなかから、日本語曲「Only One」の、伴奏版について書きます。キメてる

 

Only One (伴奏)

 

 

Only One
2025年3月1日配信EP『Luuminous』収録
歌手:熊貓堂II-魯魯 Produce Pandas II Luu
作詞:mao
作曲:冷段
編曲:李豆豆
プロデュース:楊宇豪/長谷川真樹
ボーカルプロデュース:悪魔 /mao
バックコーラス:悪魔
ミキシング:Tomotaka Saka (hina studio/Japan)
マスタリング:全相彦@OK mastering Studio
日本語指導:悪魔
网易云音乐
 

  悪魔のコーラス

 

「Only One」では、歌手でもある熊猫堂スタッフの悪魔がコーラスを担当していて、伴奏版だとちゃんと声が聞こえます。

 

魯魯のボーカルは、なんというか、日本人に恋した中国人留学生みたいな感じでしたが、悪魔の声入り伴奏版は大人っぽく聞こえますね。

 

悪魔は日本語指導(日语正音)とボーカルプロデューサー(配唱制作人)も担当しています。日本語指導は『COSMIC ANTHEM / 手紙』以来、すっかり彼の担当になりました。

できることなら、発音指導には日本語のプロを雇ったほうがいいと思うけど、たぶん(なんとなく)悪魔はタダ働きのような気がするし、まあ、仕方ないですね。

 

悪魔のコーラスは七哈(Husky)の日本語曲でも聴けます。

 

  悪魔の日本語

 

悪魔の日本語でちょっと感心したことがあります。彼が『Luuminous』の予告投稿につけた、このコメントです。

 

bilibili

「この子は花の子です。名前はルルです」

 

「この子は花の子です。名前はルルです」
これは魯魯の代表曲のひとつ(半分ウソ)「花の子ルンルン」の歌詞を少し変えたものです。

 

元の歌詞の「私」を単純に三人称にすると「彼」となって、歌詞としては文字数が足りなくなりますが、ちゃんと3文字の言葉に置き換えています。悪魔はどうやって「この子」を導き出したんだろう? 実際に歌うわけではないなら「彼」でも問題ないはずなのに、それでは納得いかなかったんでしょうか?

 

拍拍さんの話も

 

EPの解説文の冒頭は、小さな星のイメージから始まります。
网易云音乐微博 熊猫堂ProducePandas

・果てしない宇宙に、ひとつの離れた小さな星がある。
誰も気づかないまま、頑強な毅力で一生懸命に光り続け、
やっと自分だけの輝きを放つ。
・スポーツの競技場や演芸の舞台で、
見込みのないと思われるベンチプレーヤーたちがいる。
脇役と見なされ、未来は暗く見えるが、
途切れずに努力しながら成長し、
spotlightの下に立ち、栄光を放つ瞬間を迎える。
X 熊猫堂ProducePandas Official

 

この解説を書いたのは、たぶん、スタッフの拍拍さんだろうと思います。
「小さな星が人知れず懸命に光り続ける」というのは、もちろんEPタイトルの「luminous」と呼応しているんですが、これと同じ比喩を、拍拍さんはかつて熊猫堂に対して使ったことがあります。もしかしたら、拍拍さんの中にずっとある、何か基本的なイメージなのかな?…ということを、ちょっと思いました。

 

後半の「見込みのないベンチプレイヤーが…」というのは、「第一順位」がシングルとして配信された時の解説に同じような比喩があったので、そこから来ていると思われます。

 

『Luuminous』配信版

 

ジャケット

 

2025年3月1日配信
熊貓堂II-魯魯 Produce Pandas II Luu

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『Luuminous』フィジカル版

 

『Luuminous』は、NFC方式で曲が聴けるミニ写真集と、その他グッズとのセットで販売されています。

 

中国ショップ:大美德丰DMDF|微店
国際ショップ:熊猫堂ProducePandas Global

 

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熊猫堂・魯魯『Luuminous』予約&クラウドファンディングのメモ

 

完了 おしまい

 

熊猫堂ProducePandas

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