10月14日、中国の歌手、好妹妹・秦昊のソロ曲が発売されました。
今回、情報量が多いです
常客
詞曲:秦昊
編曲・制作:許蔚天
≫iTunes / Apple Music(曲とMV)
≫KKBOX
≫Spotify
≫Amazon デジタルミュージック
その他各種音楽サイトで配信中。
好妹妹ではなく秦昊の名前で登録されてます。
この曲も収録されたソロEPも配信されました。
≫好妹妹・秦昊のソロデビューEP「天鵝」配信開始
タイトルの「常客」は常連客という意味です(後述)
歌詞は抽象的なフレーズが多くて解読を断念したんですが、ラブソングの形式で故郷の重慶への(ちょっと複雑な)思いを歌っているようです。
前半では「近くて遠い」「親密でいて脆い」と微妙な距離感を歌い、サビでは「別れの時になっても手を握っているのは名残惜しいからなのだろうか?」「後になって思い返すのは、僕たちがかつて交わした優しさや挨拶だ」と締めくくってます(たぶん)
重慶で撮影したミュージックビデオも同時公開(すてきな映像)
≫Facebook 好妹妹
一緒にいるのは秦昊のおばあちゃん。秦昊の微博にもよく登場するのでファンからも親しまれています。
「姚女士语录」(姚女士語録)という、秦昊がおばあちゃんのことだけ投稿するという専用アカウントもあります。
2017年のアルバム「實名制」にも「請你慢一些變老好嗎」(ゆっくり年を取ってね)という、おばあちゃんに捧げる歌があります。
秦昊は子供の頃からおばあちゃんが母親代わりで、現在も北京で一緒に暮らしています。
ネットの書きこみで見たので真偽不明ですが、幼い頃に両親が離婚して、母方の家族と一緒に暮らすも、お母さんも早くに亡くなったらしい。
動画の冒頭に出てくる文章は秦昊の本(後述)の一節で、「僕たちは一つの場所に永遠に属することはできないけれど、常連客として特別な関係を築くことができる」というような意味。
そして、場所というのは地理的なものだけでなく、子供時代の思い出や、人生で行き交う人たちに対しても常連客のような距離感で繋がれるんだ、ということのようです。
そして、曲の発売と同時に、同名の写真集(フォトエッセイ?)も発表しました 張小厚のエッセイだけじゃなかったんですね。
今回の曲は、この写真集の主題歌という扱いになってます。
本は自叙伝的な内容も含まれていて、写真も、おばあちゃんと一緒に重慶時代の足跡を辿るようなものになってるようです。
秦昊はフィルムで写真を撮って、現像も自分でするという本格派です。
秦昊撮影集 『常客』
10月14日、特定のサイトで先行販売。
10月18日、一般発売。
おまけも色々ついて豪華な仕上がり。
本の紹介ページに並ぶ宣伝文句のなかには、「印刷には日本の広告紙を採用。遠近感が感じられます」っていうのもあります。
≫京東(JD.COM)
「オーディオブック版」もあります。
喜马拉雅FM(喜馬拉雅FM)という、ポッドキャストなどを扱うサイトで独占配信中。
ただ、中国語が全く聞き取れないので、どういうものかわからない・・・
秦昊が何やら子供時代の話をしてるようですが、文章を朗読してる感じでもないし、宣伝を兼ねた独自のコンテンツかもしれません。
日本からも無料で聞けます。全8回。
≫秦昊《常客》
さらに、今回調べていて初めて知ったんですが、喜马拉雅FM (ヒマラヤFM)は日本にも進出してました。サイト名はヒマラヤだけど、会社名は中国語読みに合わせてシマラヤ・ジャパン (Ximalaya Japan,Inc.)
≫ヒマラヤ (Himalaya)
秦昊のはなかったけど、好妹妹のポッドキャスト「你好妹妹」は聞けます(Appleのポッドキャストでも聞ける)
≫好妹妹