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1992年に登場した「玉ちゃん倶楽部」の後継機に位置づけられる新要件羽根物です。最初に役物として玉ちゃんが実機に登場したのはおまけチャッカー付きデジパチの「ラッキーボーイ」でしたので3作目になるのでしょうか。
玉ちゃん倶楽部は「役物内のシルクハットが回転していて、シルクハットの穴を通った玉が下段ステージに行ってVを狙う。大当たり中はシルクハットの左右にストッパーがかかり、貯留された玉によって後続球が下段ステージに行きやすくなる」というビッグシューターに似たゲーム性でしたが、本機では全くゲーム性が違い、共通しているのは「役物内に玉ちゃんがいること」だけになっています。
では、スーパー玉ちゃんの役物を見てみましょう。
玉ちゃんに羽が生えていますね。この羽根により、玉ちゃんは役物内を浮遊しています。
玉ちゃんは背中に下に穴の開いたカゴを背負っています。
では遊び方を説明します。
①盤面下部にある羽根開閉チャッカーに玉が入れば、書いてある回数だけ羽根が開閉します。
②羽根に拾われた玉は上段ステージを手前から奥に転がり、中央から下段ステージに落下します。
(「☆」のついたギミックは大事なように見えますが、役割を果たすのは大当たり中のみです)
③下段ステージ奥に幅の広いVゾーンがあり、ここに入れば大当たりとなるのですが、下段ステージが手前勾配になっているので普通に下段ステージに落ちた玉は手前に転がりハズレ穴に入ります。(手前に来た玉は全てハズレ)
④大当たりになるパターンはおおよそ3通りです。
1) 2チャッカーの2回目に玉を拾うと、下段ステージに落ちる時のタイミングで玉ちゃんが奥に後退しており、そのタイミングでカゴに入った玉がVに至る。
ちなみに、1チャッカーで拾われた玉や2チャッカーの1回目の羽根開閉で拾われた玉が上段ステージを落ちる時、玉ちゃんは役物手前にいるために玉は下段ステージに落ちて手前に転がってハズレとなる。
2) 1回の羽根開閉で複数玉を拾った時に玉突きを起こしてのV入賞
3) 下段ステージで玉がイレギュラーバウンドしてV入賞
⑤ 大当たりすれば役物下部のドットに7桁の数字が表示され、「3」「7」は15R、「1」「5」「9」は10R、それ以外(偶数)は5Rの当たりとなる。大当たり中は下段ステージの「☆」が引っ込み、玉が最大1個貯留される。10カウントor18回の羽根開閉後に貯留が解除され、☆が勢いよく上がって貯留されていた玉をV方向に弾き飛ばす。
大当たり中はほぼ貯留するので、極めて継続率は高い機種となっています。また、大当たり中に複数玉を拾ったりした時に自力継続してしまう場合もありますが、この場合は10カウント取れないので出玉が減ります。
通常時はほぼ「2チャッカー頼み」のゲーム性です。「稀に2チャッカーじゃなくてもV入賞する」ぐらいの感覚ですが、大量獲得タイプなのである程度通常時のVが辛いのは仕方ないですね。
盤面左側にはニューヨーカーでお馴染みの自由の女神がいます。
盤面右側にはビル群に紛れて玉ちゃんがいます。
役物内で飛び回る玉ちゃんや、貯留解除時に玉を弾き飛ばす様子など、打ち手の視線を計算して作られている打っていて面白い台だと思います。個人的にはマルホンのファインプレーのように自力継続があれば更に面白かったのに・・・とは思ってしまう台でした(^^;)
<スペック>
賞球:8&10&12 ラウンド振り分け(15R:20% 10R:30% 5R:50%)
<動画コーナー>
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