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何かのご縁があってウチにやってきた実機です。私は打ったことはもちろん、見たこともない台でした。
盤面を見てみると、検定期間が昭和59年6月末・・・ということは昭和56年頃の台ということでしょうか。
いろいろ調べてみると、頭文字Nさんがこの台の事を「天衣無縫」という記事でブログ「レトロパチンコ12番地」に掲載されていました。名称が「センターアクロバット」というのも頭文字Nさんのブログで判明しました。(基板ボックスには何の記載もありませんでした)
テロップにも入れていますが、かなり深いことが書いてありますので、ぜひご一読ください。
では、この台の説明です。調整次第で一発台として使える普通機ですが、今回の動画ではオリジナルを尊重して入手時の調整のまま(普通機として)撮影しています。当ブログのカテゴリとしては一発台転用可能な台は「一発台」のカテゴリに入れている関係でカテゴリは「一発台」とさせていただきます。
盤面をもう一度みてみましょう。
まず目が行くのは中央役物。
かわいいデザインで中央に風車が付いていますが、この役物はあくまでも飾りでゲーム性にはほとんど関係ありません。
まずは天下、もしくは下段のアタッカーの上の入賞口を目指します。
天下は「いかにも一発台」という釘の配置ですね。
それに対して、アタッカーの上の入賞口は以前紹介した平和工業の「アスカ(飛鳥)」に似ています。
このどちらかの入賞口に玉が入れば盤面下部のアタッカーが開きます。
アタッカーは左・中・右の3か所に仕切られていて、左右に入ればアタッカーはそのままで、中央に入ればアタッカーは閉まります。
ですので、アタッカー上の入賞口を締めて、アタッカー上の釘をアタッカー中央に入らないように調整すれば一発台の完成となります。
肩の入賞口と袖のチューリップはこんな感じです。
天穴に入賞すると、盤面裏で振り分けられて左右のどちらかの袖チューリップが開くようになっています。
本来の普通機として打つのもなかなか良いものだと思いました。
<スペック>
オール13 普通機(一発台として使用可能)
<動画コーナー>
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