『砂漠のバラ』
作詞・井野口慧子
補作・大林宣彦(映画監督)
作曲・久石譲
歌・森公美子
ひろしま国体イメージソングCD
青空を染めて 光が運ぶ
川の想い ゆらめき
ここまでやってきたんだね
今 信じよう
今 語り合おうよ
砂漠のバラ 君といる不思議
砂漠のバラ 道に迷い眠れない夜も
ここはオアシス
見つめ合おう 分かち合おう この今を
砂漠のバラのように
青葉をかざして 風が運ぶ
町の夢 ほほえみ
ここまでやってきたんだね
今 信じよう
今 語り合おうよ
砂漠のバラ きらめくまなざし
砂漠のバラ 抱きしめて歩こう どこまでも
ここはオアシス
見つめ合おう 分かち合おう 心から
砂漠のバラのように
「さらさら砂漠のバラの花
さらさら流れて砂時計
さらさら砂漠のバラの花
さらさら積もって咲きました」
砂漠のバラ 命よ輝け
砂漠のバラ 笑顔を集めて 時が運ぶ
ここはオアシス
見つめ合おう 分かち合おう いつまでも
砂漠のバラのように
photo by T.Naito
(ブログ・石内の四季)
※井野口さんが電話中、目の前の飾り棚に飾ってあった『砂漠のバラ』と眼があって、「これだ!!」とイメージがわいたと聞いています。
砂と熱と水に含まれる成分ミネラルがなければできない『砂漠のバラ』
デルタ都市水の街に全国から熱い若者たちが集う「ひろしま国体」にぴったりのすばらしいイメージソングでした。
※この年街の骨董店、民芸品店などで『砂漠のバラ』が品切れ続出したそうです。
知り合いのお店に行くたびに「井野口さんのお陰で・・・」という言葉を何度も聞きました。
私もその客のひとりです・・・・・
何億年という時をかけて熱と微かなミネラルを吸って地中で生き続け、その時間と同じくらいの時をかけて嵐を待ってやっと地上に現れたこの『砂漠のバラ』に強い生命の輝きを見るのです。
歌詞の中の「ここまでやってきたんだね」
玄関で毎日私を見続けてくれている『砂漠のバラ』に、私はいつも語りかけています。「やっと会えたんだね」