まずは今季の開幕戦で鮮烈なデビューとなったオックスフォード(16)について紹介したい。開幕のアーセナル戦、4-4-2のダイヤモンドの中盤の底に入ったオックスフォード、78分に退くまでエジルをほぼ完璧に抑えた。驚くことにこのデビュー戦でまだ彼は16歳237日だったのである。イングランドU-17代表にも選出され、U-17W杯ではキャプテンを務めるほどの神童なのである。ウェストハムのアカデミーの宝であり、同アカデミーの出身者の「リオ・ファーディナンドの再来」と周囲からの期待も高い。開幕スタメンも監督のビリッチが「4バックの前に第3のCBを置きたかった」と話したように190cmの長身CBは見事にその仕事をやってのけた。試合前にもビリッチから「ミスをしても構わない。それは君の責任ではない」と言葉をもらったことで16歳とは思えない落ち着きを見せパス成功率も95%、ボールロストも1回だけとBBCもマンオブザマッチに選出する活躍を見せた。このパスも魅力であり、チームのDMFにはソングという素晴らしいお手本がいる。素晴らしい先生の技術を盗んで素晴らしい選手となり、クラブのレジェンドとなってほしいものである。
2人目は今季マンチェスターシティのアカデミーから移籍してきたサムエルセン(18)を紹介したい。ノルウェーのウインガーはU-18同代表にも選出されており、先日の10/10に行われたラトビアとの試合ではFKを直接ゴールするなど2-0で母国の勝利に貢献した。テクニシャンタイプの彼はクラブがあげた練習風景の動画でもテクニックを随所に見せている。トップチームの中盤は素晴らしい選手が多いだけに出場は難しいものではあるがユースチームで経験を積んでトップチームで活躍してくれることを期待している。
最後はやはりクラブのユースチームのキャプテンを紹介したい。ジョシュ・カレン(19)である。ユースチームでキャプテンを務める彼はU-21のアイルランド代表にも選出されているMFである。先日の10/9に行われたEUROのU-21チャンピオンシップ予選のリトアニア戦ではマンオブザマッチに選出される活躍を見せて3-0の勝利に貢献した。今季のアンフィールドでのリバプール戦では終了間際にサコに替えて交代で投入されるなどビリッチの目にもその才能は認められている。これがプレミアリーグでのデビューとなったカレンは翌日にクラブとの長期契約延長にサインする。ユースを支え、さらにはトップチーム、代表でも活躍を期待したい。


