まず早速、ウェストハムの冬の移籍市場ですが加入と放出がありました。今季、ウェストハムで21試合に出場し、5得点をあげたマウロ・サラテがフィオレンティーナへの移籍を決めました(背番号は7番です)。開幕戦で2点目のミドルシュートを決めるなど要所で得点を挙げ、活躍を見せていた10番の移籍でした。チーム加入当初から不安視されていた、球離れの遅さと周りとの連携の面でも、かなり良くなってきていたように感じていたのでこの移籍は残念でした… しかし、移籍後すぐの試合で後半ロスタイムにらしいドリブルからミドルシュートを決めてたちまちヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)でヒーローとなりました。今後も長くチームに定着して活躍してくれるよう期待です！
続いて加入のニュースです。こちらは2人あり、リーズ・ユナイテッドから加入のイングランド人RSBサム・バイラムとフェネルバフチェから今季終了までのローン移籍での加入となったナイジェリア代表FWのエマニュエル・エメニケです。バイラムはリーズで経験を積んだ23歳のイングランド人RSBであり、代表選出も期待される有望な若手である。加入後すぐのマンチェスター・シティ戦では、怪我で退くこととなった同じくRSBのジェンキンソンに替えて登場、これがプレミアリーグのデビュー戦となりました(ジェンキンソンは今季絶望の怪我…)。
サム・バイラム(背番号22)
一方のエメニケは、強靭なフィジカルとアクロバティックなゴールが印象に強いスーパーイーグルス(ナイジェリア代表の愛称)のエースの加入はチームにとってきっと上向きとなるでしょう！モーゼスとのナイジェリアコンビで上手くやってくれることを期待しています。完全移籍のオプション付きであるため、チームにフィットすれば保有権を完全に獲得することになるでしょう。
中国への移籍が噂されていたイェラヴィッチも残り、FWの層は厚くなったため、ビリッチのマネジメント力が試されますが怪我人多数でFW不在となった数シーズン前(当時アラダイスはボランチであったモハメド・ディアメをFW起用していた…！翌年ディアメはハルへと移籍…)を考えるとこのくらいが良いかと…！
今季前半戦のボーンマス戦を最後にチームとの契約を解除して以来、無所属だった前キャプテン、ケヴィン・ノーランはレイトン・オリエントでプレイングマネージャーとして契約を勝ち取りました！
何はともあれ夏と冬でこれだけ各ポジションを抜け目なく補強してくれたフロントのがんばりを褒め称えたいです！！
さて、チームの状態ですが、1勝6分け1敗と、8試合で勝ち点9と苦しい時間を過ごした11月12月から一転、年明けからは3勝1分け1敗と、5試合で勝ち点10を稼ぐことに成功しました！そして順位は6位とヨーロッパの舞台が現実味を帯びてきました(今季はフェアプレー枠ではなくストレートで！笑)。さらにリバプールにはホームで2-0と勝利し、シーズンダブルを達成！これは実に63/64シーズン以来の結果です！！この試合でもゴールを決めたアントニオは、セインツとの昨年のラストマッチでの初ゴールから6試合で3ゴールをあげる活躍で一気にレギュラーの座を獲得しました。モーゼスが怪我で離脱していたのもありますが、選手たちが互いにポジションを奪い合うチーム内での競争が生まれて、これでさらにチームの状態が上向きになることを望むばかりです！
【追記】
この記事を書いた後日のアウェーでのセインツ戦は1-0の敗北。吉田麻也のゴールでの敗戦でした。吉田のプレミア初ゴールの相手もウェストハム、岡崎のプレミア初ゴールの相手もウェストハムということで、ことごとく日本人選手に相性の悪いウェストハムということですね…(･_･;笑
そして今朝飛び込んだ嬉しいニュースで、ディミトリ・パイェが1年間の契約延長でハマーズとの契約は2021年の夏までとなりました！これからもチームの中心として攻撃陣を引っ張ってくれることを期待しましょう！！！
【サイト参照】