4月のインスタ。

]『Memphis Soul Stew』

私の手元のデータが正しければ、このyoutube映像は1971年6月12日Aretha Franklin & King Curtisでのモントルージャズフェスティバルでの映像からです。

その映像のDVDも持っていて、アレサの部分とかもかなりゴイスーなので、セッションのときに持っていきます。忘れなければ。







この約3ヶ月前に行われたフィルモアでの演奏が、当時アレサとキング・カーティスそれぞれ名義で『Live At Fillmore West』としてリリースされ(*写真1.2)、その完全盤なるCDが2005年にrhinohandmadeから世界で5000枚限定でリリースされています。(ちなみにうちのは4286/5000と書いてある。(*写真3))

その3日間のすべての演奏が聴けるのはファンである私には涙どころでは済まず、いろんな水分がカラダのあらゆる部分からいっぱい出ました。 これも我が家の家宝ですね。

一番有名なのはやはり、その一番最初に出たライブ盤でしょう。

その3日間も毎日演奏されましたが、その最終日のテイクがそのライブ盤には収められています。

そしてそのライブ盤で1曲目に収められ、あたかもショウのド頭に演奏されたかと思いきや、実はキング・カーティスのパートの最後の曲に毎日演奏されている。

ちなみにオリジナルヴァージョンはKing Curtis『King Size Soul』に収められています。

曲はなんてことない。メンバー紹介的な曲ですが、テーマ(?)というかその紹介部分はE一発でのジャム。

でもそのそれぞれのパートがやるリフだったり、パターンだったりが一個一個異様にかっこいい。

そのすべてをコピーしたくなる。ま、実際しましたが。

まずティーカップ2分の1のベース(100ccのベース)と紹介されるジェリー・ジェモットのベース。

そして1ポンドの太いドラム(450グラムくらい)と紹介されるバーナード・パーディ。パーディといえば、この『ダチーィチーィチーィ』ですね。人によっては『立ち位置1』という人もいます。

そしてすりきり大さじ4杯の茹でたメンフィスギターと紹介されるコーネル・デュプリー。このフレーズはいろんなとこで使えますが、やはりデュプリーフレーズと言えるでしょう。

そして、このライブ録音のために呼ばれた俺の大好きなビリー・プレストンはキング・カーティスのキングピンズのメンバーではないのですが、ひとつまみのオルガンと紹介されます。

キングピンズのメンバーでこのモントルーの映像ではオルガンを、フィルモアではピアノを弾いてるトルーマン・トーマス。

そして最後に2分の1パイント(250cc)のホーンをカーティス本人が入れシチューは完成する。

そして『さあ、ビート!(Now,Beat,Well)』と要ったら急にAの12小節のブルース進行に変わってジャムだ。

〆はブルサミではおなじみのアル・ジャクソン終わり。

やっぱ名曲ですね。

キング・カーティスの『ライブ・アット・フィルモア』はとりあえず必聴ですよ。


そいでは、『Everyday I Have The Blues』のオリジナルのMemphis Slimのヴァージョンを、映像にて。

このVはオフィシャルで『The American Folk Blues Festival 1962-1966』Vol.2としてDVD化されているものの中からで、ドイツかどっかにブルースマンが集まってやった時の映像のようです。



このMemphis Slimはまず、なにがゴイスーって髪型がゴイスーですね。

そして、このときのメンバーもゴイスーですね。

ベースはあのWillie Dixon。そしてギターは若き日のMatt"Guitar"Murphyです。

ブルースブラザーズでアレサの夫役をやるよりも、ジェイムスコットンバンドでファンクブルースを築きあげるよりも、ぜんぜん前。

でももうこの頃にはスタイルは確立してますね。

このDVDの中で同一メンバーで『Murphy`s Boogie』という曲も演奏していますが、ゴイスーのナンノって!!

たぶんこの時期での一番のギター早弾きなんじゃないかという6連譜の嵐!

そしてブレイクをはさんでのスリムのピアノのゴイスーなこと!!

とエヴリデイから話が反れました。

スリムの声がまたいいですよね。渋い。

そうそう忘れちゃいけないのはこのDVDに入ってるボーナス映像。

なんと

Magic Samの動いてる映像!!!!!!!!!!

私、これを初めて見たとき、

生きててよかった!!!!!と涙がチョチョギレました。マジで。

たぶんこの映像が現存する唯一の映像です。

未観の方はぜひ見てください。

それも買ってみていただきたいけど、youtube上にありますね。

とにかくゴイスーだから。

とドンドン話がそれて行ってる。

まあいいか。have fun.


4月のブルスタは


B.B.Kingの『Everyday I Have The Blues』。

BluesやるならB.B.は絶対聴かなきゃと思うし、『Live At Regal』は必聴です。



そもそもBlues Summitと名乗るこのセッションももちろんB.B.の作品から拝借したものですしね。

このライブ盤を聴くと当時のB.B.がいかにすごかったかがわかります。

MCのイントロダクションに続いて始まるこの曲はホーン隊含む編成にてスイングしまくる。

もしブルースを聴いたことがない人が聴いたなら、ブルースってこんなにスウィングするんだ!!!と驚くに違いない。

そしてもしB.B.を見たことがない人が聴いたなら、黄色い声援(なんで黄色なんだろ、ま、いいか)に包まれてるB.B.はどれだけ色男なんだ!!!と驚くに違いない。

1964年にシカゴのリーガル劇場で録音されたこのライブ盤はまさにその場に居合わせたと錯覚するほどの臨場感、そして一体感。歌詞の一言一言への反応も凄まじい。

もちろん演奏も素晴らしい。ちゃんと調べては居ないが分厚いホーンは7人はいるようだ。バンド全体で10人は居るであろう。

この頃のメンバーで特に俺が好きなのはドラマーのソニー・フリーマンだ。

ブルース界でも屈指のドラマーの一人だと確信している。

スウィング感、安定感とともに、たまらない疾走感。

もしかしたらブルースドラマーで俺一番好きかも。

あ、知ってると思うけど俺もドラマーなんで。

このアルバム、ドラマーにぜひ聴いてもらいたいですね。

ブルースのあらゆるパターン、いや、言い過ぎたけど、ほとんどのパターンを網羅していると思う。スローから、シャッフル、スウィングなどなど。

先月やった『All Your Love』と同じく、ラテンとスウィングを行ったり来たりするパターンの『Woke Up This Morning』も必聴。

テンポはめちゃ早ですが。最高です。


さて、話を戻して、『Everyday I Have the blues』。

オリジナルはどうやらMemphis Slimのようだ。

そしてLowell Fulsonが有名にし、B.B.がさらに有名にし、以降スタンダードになったといった感じか。

歌詞はタイトルの表すとおり。毎日心はブルースだと。

簡単にまとめすぎたか。


ドラムパターンは俺の大好きなパターンのシャッフル。

このパターンの名前はなんて言うんでしょうね。

ストンプと今日は仮でそうしときます。

言葉で説明するなら

8/6拍子でズッタズッタズッタズッタで一小節。

ズッのとこがバスドラとライド、タのとこがスネア。が基本パターン。

いやでもコレ完璧にコピれたらマジすげえよ。

このテンポで両手で2小節6連譜で24連発はマジすげえ。


キーはB♭ですが。ギタリスト的にはどうなんでしょう?開放弦のあるEやAに慣れてる人には難しいのかも知れません。

でもB♭、俺は大好きです。

Fのブルース、B♭のブルース大好きです。

ジャズブルースに多いキーですかね。

特にB.B.はマイナーペンタトニックにうま~くメジャーペンタを混ぜます。

たぶん意識してないんでしょうね、本人は。

たぶん気持ちよ~くギターで歌うとうま~く混ざるんでしょうね。



昨日調べていたらどうやらEvery day I Have the BluesのオリジナルはAaron Sparks(アーロン・スパークス)という人らしいということがわかり、先ほど聴いてみたら、ピアノとギターのデュオでLeroy Carr(リロイ・カー)とScrapper Blackwellスクラッパー・ブラックウェルのような感じでした。

でもまあよくあるテーマの歌だし、この際オリジナルが誰かよりも、それをどうやるかってことですよね。

世間一般に一番知られているBBのリーガル劇場のヴァージョンを元にやるつもりです。

そしてそのBBはどうやらLowell Fulson(ローウェル・フルスン)やMemphis Slim(メンフィス・スリム)のヴァージョンを元にしたらしいということです。

とくにLowell Fulsonが1950年にSwingTime社に録音したヴァージョンはホーンもはいり、BBがこれを元にしたんだなあとわかる作りです。

キーも同じくB♭ですし。



写真は60年代に入って再録したヴァージョンが入ってる「Now」です。