私って、好きなことがない。
そう気がついたのは中学生になった頃だったかな。
世の女子中学生たちは、何やら好きなアイドルや、音楽があるらしく
Mステを毎週見ては感想を述べ合っていた。
ファッション誌やティーン誌を回し読んで
好きなテイストのファッションについて盛り上がったりしていた。
どっちもやってみたけど
全然楽しくなかった。w
好きな音楽があるってかっこいいなぁって思ったけれど
一体全体、自分は何が好きなのか、全くわからない。
仕方ないので母親の部屋にあったビートルズと井上陽水と中島みゆきを聞いたりしていた。
ずいぶん渋い中学生。笑
札幌の端の田舎で育った私は、小学校に毎日ジャージの上下で登校し
夏は野山を駆け回り、冬はスノースーツで雪遊びをしていた。
私にとってのおしゃれとは、友達の着ていたミキハウスのトレーナーだった。
とにかく、親や祖母から買い与えられるもの、指し示されるものを何も考えずに取り入れる
そんな感じだったもんだから
自分が何を好きかもよくわからなかった。
だいたい私は飽き性で、何をやっても続かないのだ。
自分はずいぶん空っぽだなぁ。
そう思って、愕然となった。
だから、「好きを仕事に」というキャッチフレーズに惹かれたのかもしれない。
2016年の冬、私はかさこ塾というセルフブランディングのセミナーに通っていた。
何かを習いたい、というより
かさこさんというブロガーの方の発信がおもしろく
「才能は掛け算」という力強い言葉に
そうかぁ。何か一つ突出しなくても、飽き性で拡散型の自分でも、掛け合わせればオンリーワンなのかもしれないなぁ、と思って
とても勇気付けられたから。
まだ顔出ししてなかった( ´∀`)
好きなことって
ワクワクして
楽しくて
やりたくてどーしようもない!ってことかというと
実はそうではなくて。
子どもの頃から、誰に言われなくても勝手にやってたこと。
見返りなんか関係なく
当たり前にやってしまうこと
そんな話も聞いたことがあって。
確かかさこ塾でも言ってたような。
それで
自分の過去を振り返ったとき、私がやってきたのは「書く」ということだった。
小学校の作文の時間が大好きだった。
一年生の時の授業で唯一記憶に残っているものは
国語の詩の授業。
みんなで雪の積もる校庭に行き
そこで感じたことを言葉にする、という内容で
私は、雪面に陽の光が当たってキラキラと輝く様を
「宝石箱がひっくり返ったみたい」と表現して
先生に褒められたのだった。
決して秀逸、というほどではなく
ほどほどな文章。
コンクールなどでは賞を取るまではいつもいかない。
それでも、心の内を文章にするということが
なんて言ったらいいのか
ワーッと体の芯が熱くなるような感じで
修学旅行の思い出の作文なんかは
作文用紙18枚を一気に書いた記憶がある。
誰かに読ませるためでなくて
自分の中にあるものを文字にすること自体がおもしろかったのだ。
あー、私、書くことをずっとやっている。
好きなこと、と考えた時には全然候補に浮かびもしないくらいに
自然に日常の中でやっている。
これ、仕事にできないかな。
そんなふうに思って
最初に思いついたのは、人様のプロフィールを書く、ということだった。
そのほかには、子育てのweb媒体でのライターに応募した。
立ち上げ段階だったそのメディアでは、公式ライターとして器用していただけることになった。
そんなふうにしてるうちに
クリエイターエキスポ、という
クリエイターと企業のお仕事のマッチングイベントがあることを知った。
東京ビックサイトで行われる、クリエイター700人が参加するというビッグイベント。
これを知ったのも、かさこさんの発信だった。
これね、けっこー高いんですよ。出るの。
わーどうしよっかなー
えーとえーと
出る( ´∀`)
と思って出店した。
それは、すでに参加されている方の信頼できる情報で
成果がありそうだ、と思ったから。
今思えば、それって投資の一種。
もちろん面白そう!っていうのもあったけど
やっぱり大きなお金を投じるときには、成果が取れるかを基準に選ぶって私は大事だと思ってる。
色々失敗した上で、実感を伴って思ってるってこと。^ ^
それで、私は『作家・ライターゾーン』で出たんだけどね。
ライターってちょこっとウェブで書いただけで
作家なんてさの字もない感じ。w
でも、それで出た。
私のブース。
取材ライターなんてやったこともなかったけど
フェイスブックやブログでね、常に出会った方にお聞きしたお話を短くまとめて記事にしてるの
あれ取材じゃん?と思って。
ごく個人的な、小さな、実績とも言えない実績だけれど
それを載せた冊子を作って
ライターと名乗って3日間参加した。
それで、ここでもらった仕事は、まずは片っ端から断らずにやってみる、と決めていた。
仕事の話より、発達障害の相談が多かったのだけれどw
笑
詳しくはこちら↓
ADHD男子と意気投合した件
それでも、ほぼ実績ゼロの私にもお仕事のお話をいただけた。
それ、私だけじゃなくてね。
周りのみなさんも、それなりにお仕事が来ているようだった。
いただいたお仕事↓↓↓
①個人活動フライヤーの文章作成・フライヤーデザイン
→デザインは素人ですとご説明した上で頼みたいとおっしゃられたのでドネーション方式でやった
②インタビュー取材記事作成
③子育てサイトのお役立ち記事
④docomo会員限定サイトでのうっかり女子特集連載記事
それと、お名刺交換をして半年後にお仕事のお話をいただいたのが
詳しくはこちら↓
来た仕事全部やる!をやってみて思うこと。
めっっちゃたいへんだったw
でも、全て良い経験になった。
フライヤーの仕事はお金をもらってはできないとわかったし
でも自分の活動に使う分にはまぁまぁの技量と知識が身についた。
インタビュー取材の経験では、決められた時間内に必要な情報を落とさずお聞きすることの感覚を身につけられた。
この仕事での経験は、今会社で担当させていただいている、クライアント企業の社史作成の仕事にとても役立っている。
仕事を選ぶって、きっと大切。
だけど実績0スタートの時には、まずはやってみるということも大事なんじゃないかなって思ってる。
そこで小さくても実績を作って、それを重ねて行く。
そしてね、うっかり女子仲間で漫画家のやぶうちゆうちゃんが応援に来てくれて
『行ける行ける!仕事取れるよ!!』って
具体的な交渉の仕方まで教えてくれたことは、本当に心強かった。
まとめ
自分の好きなことがわからなかった私が
好きを仕事にするためにした5つのこと
①子どもの頃に熱中していたこと、当たり前にやっていたことを思い出す
②好きを仕事に を実現してる人の話を聞きに行く
③お仕事に繋がりそうなところに投資する
④小さな実績を積み重ねる
⑤絶対できるよ!と言ってくれる人との繋がりを大切にする
そうそう、出展料は回収できました。その上で売り上げと実績を作ることができました。
何より
【失敗しても大丈夫】それを全国に届ける機会をいただけたことが、本当にうれしいです。
好きを仕事にしたい!という方の、何かヒントになれば幸いです^ ^
クリエイターエキスポ、4月頭に今年は開催されるみたいです。
私は今年はでないけど、
お客さんとして覗きに行ってみるのもいいかもしれませんよ!
最後に
かさこさんって、ささる記事がたまに炎上したり
主義として、名指しで厳しいご指摘をされたりするので
好みはあると思うんだけど
わたしはかさこさんの発信がなかったら
今も先生やってたかもしれない。
人の人生を変える発信って、すごいよね。
私も方向性は違うけど
そんな発信をしていきたいと思ってる。
かさこさん
感謝しています^ ^
かさこさんが怖い人は私のメルマガで学んでください❤️( ´∀`)笑笑
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雨野千晴 プロフィール
●全国誌 実践障害児教育コラム連載
●433万ユーザーdocomowebコンテンツ
ライター
●2017年原宿うっかり女子の文化祭開催
●教育系イベントプロデュース
『学び合い』神奈川の会事務局
●対企業 創業記念社史作成
●厚木市内保育園にて保育士向け研修講座担当
●人材育成・経営コンサルティング
(株)メタモルフォーコンサルタント
小学校教員として10年勤務した後、
カウンセリングや個人セッション
120件以上提供。
2年で50以上の様々な規模のイベントを開催。
【うっかり女子でも大丈夫❤️】を核に
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