はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/
☆☆☆
つづき。
>元は会社でのスピーチや全体朝礼の司会が原因だと思われます。
うん、めっちゃわかります。(とかいって、やっぱりわかると言ってしまう(笑))
私も同じような経験をした、ということです。
あのねぇ。私も、その先生が恐ろしくなり、ミスを連発し、
(というかその前も連発してたんだけど(;^_^A、
その前の年までは学年組んだ先生方にミスをしてもフォローしてもらえてたっていう)
その先生だけじゃなくて、みんなに嫌われてるんじゃないか、ダメ人間と思われてるんじゃないか、みたいに思い始めて(超被害妄想)
職場に行くのも恐ろしくなり。
そうしたらね。
それまでは、職員会議とか、新採用研修の講義とか、かなりの数の人前でも手をあげて発言する、という行為に何の抵抗もなかった私。
それどころかちょっとそういうの好き、というぐらいだった私が、
職員会議の司会が回ってくるのが恐ろしくなり
授業の研究会などで、一人ずつ感想を言う場面では声が出なくなり
そういうのあるたびに、恐ろしくて、緊張で手が震えました。
子ども相手だと、全然大丈夫なのにね。
たろさん、お子さんにABAやってるって書いてたよね。
あのね。ABAって自閉っ子だけに有効なものじゃないんですよ。(°∀°)b
自分にもできるの。
ABAの一番大事なとこって、何ですか??
私はね。決しておやつでつるところじゃないと思ってるんですよ。
スモールステップ。
成功体験。
これですね。(°∀°)b
いや、私専門家でもなんでもないので、勝手に思ってるだけですけどね。
ABAについて知りたい方は、shizuさんに聞いてください(と丸投げw)
え~と、これは意識してやったわけでなく、私の場合は結果的に、振り返ってみるとそうなってたってことなんですけどね。
私も最初は、とにかくそういう自分を変えたくて、話し方講座みたいなものに通おうと思ってたんですよ。それで、子連れで行けるところとか探したんですけど、見つからなくて。
「人前で話せないコンプレックス」みたいになってたのですが。
今思い返して、一番最初のスモールステップはどこだったかなぁって思うと、
子連れで参加したもろもろのイベントですね。
私は、もともといろんなイベントやらお祭りやらに行くのが好きなので
ハルの産後、3カ月ぐらいから、いろんなイベントに行きまくってました。
自治体の、赤ちゃんとのふれあい講座、みたいのや、ベビーマッサージ、ベビーダンス、読み聞かせの会、赤ちゃん連れ限定のプラネタリウム鑑賞まで。
こう書くと、いろんなのありますね~。
それでね。こういうのに行くと、だいたい自己紹介があるわけですよ。(あ、プラネタリウムはなかったけど)
でも、ほんと住んでる地区とか、子どもの名前、子どもの月齢みたいなところ言うだけ。
だいたい、みんな自分の子どものことでせいいっぱいなので、そんなにすごい自己紹介、そこで要求されてないですよね。
そんなわけで、この子育て講座で短い自己紹介を繰り返しさせてもらう機会を持てたのが、第一歩だったかなぁと思います。
それで、次のステップをいただいたのはねぇ。
自閉症児親の会に入ったことだと思います。
ここでも自己紹介をしたのですが
この会、私の入っているところでは、月に一度、定例会があって
そこに初めて参加させていただいたとき、新会員として自己紹介させていただいたんですね。
そしたらね。
そこでは、緊張はしたけれど、けっこう面白おかしいこととかも入れられて、笑いもとれたんですよ。
それねぇ。なんでかなって思ったんですけど。
最初にご挨拶した場は、けっこう少人数で
しかも、私その前に会員でない人が相談にのってもらえるイベントに参加させていただいてて。
そのときすごく親身になってくださった先輩ママさんも、定例会に参加されてたんですね。
あのね。
ここでは何言っても大丈夫だと思ったんです。
というか、無意識にそう思っていた、感じていたんだと思います。
ここでは、うまくできなくても「声が小さい!聞こえない!」とか言われない。
順序だててしゃべれなくても、完結に要点がまとまってなくても、みんなそんなこと気にしない。
何をどう言っても、ここの人たちは、私のことを受け入れてくれる、大丈夫って言ってくれるって感じてたんだと思います。
それで、まぁそこそこに自己紹介ができたわけです。
それで。その次の親の会では、茶話会があって
これは定例会の人数の倍以上の参加者がいて。
たぶん50人くらいの前で、急にまた
「前回の定例会にいられなかった方のために、はい、雨野さん、自己紹介。」
って振られたんですよね~。
これはね。
めっっっっっちゃ緊張しました。声、震えました。
でも、まぁなんとか子どものことやら、どうして入会したかなど、そこで話したいと思ったことは話せたわけです。
この日ねぇ。家に帰って、旦那にこのこと話しましたね。うれしくて。
全然上手には話せなかったけど、50人の前で、とりあえずはその時自分がそこで話したいと思った内容を話せたことが、うれしかったんです。
急に振られたのも、良かったのかもしれませんね。
それで。
この定例会、開催のたびに出席者が微妙に違ったので、その後も2、3回「雨野さんのこと、知らない方きてるから。」みたいに、自己紹介を振られたんですよ。(笑)
それ、今考えたらめっちゃトレーニングになってたと思います。
そんなんしてるうちに、私は自治体主催の、「話し方講座」という単発の市民講座が広報にのっているのを見つけました。
しかも、託児つき(°∀°)b
それで、それ申し込んでみたんです。
その講座。
市民講座なので、タダだったんですがね。
めちゃくちゃクオリティの高い講座だったんです。
今、自分がお金を出していろいろな講座やセミナーに参加するようになって
その経験を踏まえて、その話し方講座を振り返っても
あれは、無料で受けていい講座じゃないよな、と思うくらいに。
でもね。その講座に行ったから、話すの大丈夫になったとは思っていなくて。
その講座の講師の方は、ものすごく素晴らしい方だったのですが
何よりもあの講座で、私にとって一番の気づきだったのは
「こんなにも、人と話すことについて悩んでいる方がおられるのだ」
ということ。
一緒のテーブルになった方は、年齢も、性別も、職種も、本当に多種多様で。
でもみなさん、人と話すということに悩まれていました。
人の目を見て話すことができない。
自分ではそんなつもりはないのに、言い方がきついと言われてしまう。
人前で話すのに、緊張してしまう。
などなど。
あぁ、「話す」ということにコンプレックスを持っているのって、自分だけじゃないんだなぁ、と思いました。
それで。
この講座は、10時から16時までという、けっこうがっつりなな感じのもので
午前のワークが終わってから、午後に入る前に、
「各グループで話し合った結果を、グループの代表が全体に発表して、みんなでシェアする」
みたいなワークが入ったんですね。
そこでね。
私はすごく迷ったのですが、自分のグループの発表を「私、やってみます。」って、立候補したんです。
とにかくね。
失敗してもいいから、場数を踏むことが大事なんだって思えてきたんです。
でも、そこで手を挙げられたのは、そこが「練習の場」であったからこそ。
親の会と同様にね。
同じように話し方に悩まれ、講座を受けて一歩前進したい!と思っている、参加者のみなさん。
その場に来た背景は、みんな違っていたけど
いわば仲間じゃないですか。
そして。やっぱりそこでもし、私がうまくできなくたって、みんなきっと「大丈夫だよ。」って言ってくださる。
みんながみんなのことを応援している。そんな温かい雰囲気があったから。
これは、講師の方のお人柄も大きいと思います。
それで、グループの代表として、発表をやりました。
ものすごく緊張したし、途中から自分では何言ってるんだか、まったくわからないくらいでした。
そんな状態だったのですがね。
その発表を終えて、自分の席に戻ったとき
グループで一緒だった方々が、
「すごく良かったよ!」
「わかりやすかった!!」
ってね。みなさん言ってくださったんですよ。・°・(ノД`)・°・
いやぁ、うれしかったです。
あと、講師の方がほめてくださったところがあって。
それはね。
私、この発表を始める前に、
「うわぁ、すごく緊張しています。。(´д`lll) 」
みたいな感じで話し始めたんですね。
それが良かった、とのことでした。
「私は緊張しています」
って、初めに宣言しちゃうと、逆に緊張がほぐれる効果があると。
思っていること、感じていることを素直に言葉にするといい、というお話をいただきました。
さて。
今回、3つの事例(?)を挙げました。
①子育てイベントでの自己紹介
②親の会での自己紹介
③話し方講座での発表
この3つに共通することって、なんだと思いますか。
それはね。
それがどんな場であるかということ。
そこに集まっている方が、どんな方であるか、ということ。
つまり。
私のこと、何があっても受け入れてくれる、見守ってくれる、と自分が思える場。
そんな受け入れマインド120%な場で練習すること。(°∀°)b
何があっても大丈夫!!
100人のっても大丈夫!!!!
な、
イナバ物置並みに自分が安心できる場を探すこと!
※画像は知識の泉 Haru's トリビアさん からお借りしました。
(この絵だとちょっと落ちちゃってるけどf^_^;)
つづく。
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