ウォーキングドッグアクションとは違う垂直立ちで強烈なアピールを発揮するトップウォーターミノー
⚫︎Dealler Comment
【モンスタープロデューサーの特徴】
垂直浮きのビッグミノー「モンスタープロデューサー」
水面を割って出る魚のサイズは大型で特にイトウ、アメマス、シーバスに有効なことがすでに分かっています。
ミノーアクションとトップウオーターのアクションを織り交ぜることで、これまで見切っていた大型魚に捕食スイッチを入れます。
この誘い方はヒラマサやGTの誘い出しのようなイメージですが、トラウトでは初の試みとしてカスケットが2015年にリリースしました。
【モンスタープロデューサーのアクションの仕方】
(1)ただ巻き
モンスタープロデューサー(以下MP)はこれまで見たことがないくらいお尻を支点に頭を振るローリングアクションです。この動きは浮力の強いトローリングのビッグミノーにやや似ています。実は、このアクションの一定のただ巻きがトラウトに効果的で、鱒の頭上でこの動きを継続すると魚がついに浮いてきて捕食してしまう。また軽くロッドを揺するようにリーリングスピードに変化をつけるだけで頭の振り幅が変わるのでトウイッチに似たアクションも可能です。
(2)ジャーク&ダイブ
MPはジャークしてからストップを掛け、ラインスラックを出してやると勢いよく水面に浮きます。この瞬間にバイトがでます。さらに一旦浮くことで水面に波紋を起こし、それから軽いジャークでダイブを繰り返すことで、消えては現れる明滅のようにアピールさせることで、ボトムや下層にいる魚に強烈に誘い上げます。水面が波立つというのは大きく魚を集魚する効果があるので、広大な湖や海でもぜひお試しください。特に回収する寸前の自分が立つ直前にあるカケアガリは丁寧に誘ってください。警戒心の強い大型鱒のほとんどが、ここを狙ってミノーを捕食すると思います。
下連続写真(左)ダイブ(中央)ローリング&ダート(右)ラインスラックのテンションを抜いてやるとMPはここまで浮上する。
【モンスタープロデューサー90mmと145mmの違い。】
両者は大きさ、重量の違いはもちろんですが、アクション設定が異なります。90mmは流水での使用にも耐える浮力とアクションが調整されており、やや浮力が抑え気味です。145mmは遠投はもちろんローリングとアクションの強弱でワイドな動きができることも特徴で、湿原河川、サーフ、湖沼など水深もあり、静水や適度な流速で多種多様な連続した誘いが効くようにセットされています。
⚫︎Spec
Length:145mm/アイ込み全長:158mm
Weight:約18g
Type:Topwater(垂直浮きフローティング)
Color:ブルートンギョ
推奨スプリットリング:太軸#3〜4
推奨フック:トレブル#2〜1(または同重量に合わせたシングルフック1.2〜1.7g前後 *淡水、海水用途による)
価格:¥7,500(税込み)
垂直に浮くトップウォーターゲーム用の大型ミノー
ジャークで派手なダイブと左右の首振りでアピールする。タダ引きでローリングアクションし、ストップで垂直に顔を出す
北海道の海岸で海イトウを誘い出す手島さんの動画は圧巻だった
中禅寺湖の得意ポイント
最盛期の夜明け前のシャローを徘徊するブラウン狙いにチャレンジしてみたが、未だ釣果なし
いつかモンスタープロデューサーで、大型ルアーにしか反応しない大型鱒を取りたい