毎月、オンラインで
「お口&手指発達サポート講座」をやっています。
離乳食や幼児食の時期は、閉じられるお口、スムーズな舌の動き、手首や手指の操作性を育てていく、とても大事な時期です。
今月から、新たに、
もぐもぐトレーニングについても内容に加えました。
身体調和支援の食具を離乳食教室でご紹介いただいている
神奈川県海老名市の助産師鈴木亜紀さまから、
今月、私が念願だったレクチャーを受けることができ、
のびっこの講座でもご紹介できることになりました。
お口をしっかり閉じて、モグモグできるお口とお顔の筋肉を育ててくれる「米粉ビスコッティ」です。レシピは以下を参照ください。
実際に作ってみると、こんな感じです。
生地を二つに分けて、1回目焼き・・・
次に、縦に八等分.
切り目を上にして、天板に並べて、2回目焼き。カチカチにします。
焼きあがったら、角をおろし金で滑らかに削ってあげて、
口当たりをマイルドにしてあげてくださいね。
自分の手で握って、ちゅぱちゅぱ、もぐもぐ。
だんだん、上手になっていきます。
食事としての位置づけではなく、
お口のトレーニングとして与えてください。
残りは、大人が美味しく食べてくださ-い。
離乳食の前にモグモグさせると、唾液も出るし、お顔も動くし、離乳食が食べやすくなります。お口やお顔のマッサージとともに、離乳食のサポートとして取り入れてみてください。
レーズンの代わりに、柔らかく煮たリンゴも美味しかったです。
一つずつ、ラップに包んで、1か月冷凍保存可能。
食べる時は、オーブントースターで軽く焼き直してくださいね。
その他、もぐもぐトレーニングによいものも教えていただきました。
〇小松菜の茎をさっとゆでたもの。
〇大根を皮つきのまま干して、さっとゆでたもの。
〇ゴボウを、梅干しと一緒に似たもの。
いずれも、繊維質なので、もぐもぐ・かみかみしながら、こそげとるように食べていくそうです。目に力が出て、表情も豊かになりますよ。
しっかり閉じるお口にしてあげると、いいことがたくさんあります。
☆詰め込み食べがなくなる。
☆コップ飲みが上手になる。
☆よく噛んで食べ、消化・吸収がよくなる。
☆自分で食べる意欲が増す。
☆脳への血流が増え、脳の発達を促す。
☆鼻呼吸ができるので、味がよく分かり、味覚が育つ。
☆食べこぼしがない。
☆舌が育つので、発音がきれいになる。
☆舌が鍛えられるので、体幹がしっかり育つ。←これ重要
ひと口ひと口、閉じるお口を育てていったら、本当にいいことが山のようにあります。
焦ることは何もありません。
じっくり、ゆっくりでいいのです。
そして、何より、
お食事は楽しい時間であることが一番!
ポイントだけ抑えて、ゆるゆる楽しく進めていきましょう。
そのために、お口や身体の見方・離乳食の進め方のポイントをまずは知っていただけたら嬉しいです。余計なストレスがなくなります。
らく~に、楽しみながら、進めていけるようになりまーす。
今後の予定はこちら