初めての自動車免許更新でした。
ついに免許を手にして2年の月日が流れたのです。
思い返せばいろいろなことがありました。
ヒヤッとしたり
胸をなでおろしたり。
いや、よくよく思い返してみたら
そんな経験はまったくしていないんです。
どうしてだろう。
この場合の「どうして」は
「そんな経験をしていないこと」ではなく
捏造の思い出が出てきたのとに対してですね。
あるわけないんですよ、思い出なんて。
おかしいよね、免許とってから一度も運転したことないのにね。
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初めての更新は免許センターまで
出向かなければなりません。
わたし1人で行かせられないからって
今年からだったかな。
マイナ免許が始まったんだそうですよ。
マイナンバーカードに免許の情報も入れて
一体化させたもの。
○「マイナ免許」
○「マイナ免許と紙の免許の2枚持ち」
○「紙の免許」
の3種類から選べるのです。
わたしは紙の免許を選びました。
だってほら、マイナ免許は聞くところによると
海外のレンタカーでは使えないみたいなんだよね。
おかしいよね、免許とってから一度も運転したことないのにね。
まぁそんなことよりも。
おかしさがほとばしる出来事があったのです。
免許の更新時は講習を受けなきゃならないのですが、それは講習室でのことでした。
視力検査と写真撮影を終えた受講者がぞくぞくと講習室に入っていきます。
年配の男性教官から、端のほうから順番に座るよう案内されました。
講習開始まで20分。
「講習は120分ありますからね〜、途中1時間たったら10分休憩がありますが〜、それまで席は立てないんですよ〜。まだお時間あるので今のうちにお手洗いは済ませてくださいね〜まだ間に合いますからね〜お手洗い大丈夫ですか〜今のうちですからね〜」
延々と言われるものだから、合計10回ほどは尿意を確認されました。
そしてみんなの尿意が落ち着いたところで講習がスタートします。
「まずね、今日なんかはポカポカで暖かくって眠くなっちゃうかたもいらっしゃるかもしれませんね〜。でもね〜居眠りしちゃうと〜、免許をわたせなくなっちゃうんですよ〜。たまに廊下をお巡りさんがまわってきて、あ!あそこに寝てる人がいる!って見つけると、免許をお渡しできません。せっかく今日来ていただいたのに、がっかりすることになっちゃうんです〜。だからね〜、がんばって起きててくださいね〜」
「あと、筆記用具忘れたかたいますか〜?休憩のあとにテストで使うので、あ、テストと言ってもご自分の確認のためなので緊張しなくても大丈夫ですからね〜。そんな怖いものじゃありませんよ〜。申し訳ないんですけど筆記用具を持ってないかたはあそこにおいてあるペンを忘れずに取ってくださいね〜。使い終わったらそのまま机に置いててくださいね、こちらで回収しますから大丈夫ですよ〜。トイレは大丈夫ですかね、では始めますよ〜」
なんでしょう、これは
\まるで幼稚園じゃん/
いいですか。
わたしたちは、引き続き免許を所持したくて
ここに来ているいい年した大人だよ。
自発的に来てるんだよ。
なぜここまでトイレとペンと
居眠りの心配をされなきゃならないのだろう。
「寝たら免許わたしませんからね」
くらいの強気でいてくれていいのに、
なぜにこんな気を使われているのかな。
だって何度も言うけど免許がほしいのは
わたしたちのほうだよ?
「お願いだから免許の更新してってくださいよ」
なーんて言われてないのにね。
いや、これは別に
免許の更新に限った話じゃなく
あらゆるとこで出くわすこと。
ナレーションの仕事なんかでも
「お忘れ物のないよう、いま一度ご確認ください」
「まわりのかたのご迷惑になりますのでご注意ください」
「従業員が水分補給することもありますがご了承ください」
「お体を乗り出さないようご注意ください」
そんな言葉はひととおり喋ります。
常にご注意とご了承と提案と確認ばかりよね。
もしこれがスタンダードなのだとしたら
いつからこんな風に優しく促されなきゃ
動けないようなお子ちゃまな社会に
なったんだろうね。
今回は面と向かって
子ども扱いされてビックリしましたよ。
そしてこれを当たり前にしたくないなと思いました。
だってわたしたち、大人だものね。
#ペーパードライバー
#白石夫妻
もう、未来に不安になるだけの
生きかたはやめよう
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