あけましておめでとうございます。

いやあ、今年のお正月はのんびりしました。

ん、待てよ。お正月だけじゃなく
普段からのんびりしてるんだけどさ。

なんかほら、お正月だからって理由で
NO罪悪感でテレビを見続けられるって
とっても気持ちがよかったんだよ。

ちなみに見てた番組は主にドキュメンタリーで
凄惨な未解決事件とかだったから
普通にどんよりした年越しでした。

マジでなにやってんだろ野引。

これは毎年そうなんだけど
NHKは年末年始でけっこう重めの特集を
再放送するんだよね。

で、ついつい見はまってどんより気分で
年を越すのはお正月の風物詩と化しています。

いいの。こういうの嫌いじゃないわ。

ということで、
本年もよろしくお願いしますねマジで。



さあ新年1初目のブログも
そんなどんより気分で訪れた
芸術の都フィレンツェからスタートだよ。

(イタリア滞在記のまとめはスクロールした一番下にまとめました)


2022年7月27日 朝



前日ヴェネツィアで発熱したわたしと泰三くん



このまま頼れる人がいて治安も天国な

ヴェネツィアに残るか


はたまた、

南へ行くほど治安が修羅と化すのを覚悟して

旅程通りにフィレンツェに行くか。


悩んだ末にフィレンツェ行きを決定し、

朝から電車に揺られてたどり着きました。



フィレンツェへようこそわたしたち!!




わたしはまあまあ体調が戻り…

というか泰三くんがかなりぐったりしてて

しっかりするしかないのです。


ガイドブックによると駅にスーパーがあるらしい。

そこで食料と解熱剤を買おう。


ウロウロするのつらそうだから

泰三くんは残して行く。


気分が悪いまま慣れないところを出歩いても

スリに狙われるだけだものね。


治安がマシそうな特急電車専用改札の内側に

ポツンと残していきました。



ひとり駅構内をウロウロ。


わからん…さっぱりわからん。


この先がスーパーじゃないかなってところに

たまたま立ってたおまわりさんに英語でたずねてみた。


が、イタリア語でかえされた。


わからん…さっぱりわからん。



もう駅構内を2往復くらいしてる。


しかもさっきからわたしの後ろを

ゆるゆるついてくるおじさんもいる。



こいつ…アレだな!!



こうしてスリを従えて構内をさまよってるうちに、

あれ?ついてくる人の数が増えてない??



スリAがあらわれた。

スリAは仲間をよんだ。

スリBがあらわれた。


どうする?



 たたかう

 にげる

 まほう

 どうぐ



えっ、ドラクエなの?

どうしよ、まかなきゃ。


でもこうしてる間にも

泰三くんはさらにグッタリするかもしれない。


ホテルのチェックイン時間はまだだけど

もしかしたらお部屋に通してもらえるかも。


だってミラノのホテルはそうだったじゃないか。


よし。



ここでスーパー計画は断念し

朦朧としてる泰三くんをピックアップ。

ホテルを目指すことにしました。


元気なときなら徒歩5分ていどの道のりが

重いスーツケースがいちいち石畳に引っかかり、

重い泰三くんもいちいち石畳に引っかかり、

20分くらいかかったよ。


そうしてやっとこさたどり着いたホテル。


チェックイン時間を交渉して少し早くは

してもらえたものの今すぐには入れない。


ロビーの椅子に泰三くんを寝かせて

ファーマシーとスーパーの場所を教えてもらって

街へくりだす。


教わった道でお店を探す。


わからん…さっぱりわからん。



Googleマップで調べる。


わかる…めっちゃわかる。


ホテルのフロントで教えてもらったよりも

ずっと近くにスーパーもファーマシーもありました。


まずは薬物を確保しなくっちゃ。


薬局に入ると陽気な客と寡黙な店員が

なにやら雑談しています。



おいおい、やけに楽しそうじゃないか。



ペットボトルの水をもたもた買い、

そしてもたもたキャップをあけ、

もたもた飲み、もたもたしゃべる。



ねぇ、それ薬屋さんでやることかい?

と日本ならなりそうなところだけど

ここはイタリア。


もしくはわたしがアジア人だからなのか?



こんなとき英語がしゃべれたなら…



そこの紳士たち、楽しんでるところ

ちょっといいかしら?

実はマイスウィートダーリンが

ちょっと具合が悪いのよ。

もしよければ、先に薬を買ってもよろしくて?

もちろんすぐに済むわ。

そのあと存分にお話しなさってよくってよ。



とか言えるのになあ。


とか考えながら数分待ったところで

会話に横入りしてみた。


エクスキューズミー!



わたしを見つめるふたり。


すると店員さんのほうが


『わかってる、キミの番はもうすぐだよ』


とでも言っているような目配せをした。


が、実際のところは


お前に売るクスリはねーよ!


なのかもしれない。


わからないなりにさらに1分待ったら

客は帰っていった。

いよいよわたしの番だ。


ていうか店にはわたしと店員のふたりきり。


頼れる人はあなただけ。


さあ、専門用語だらけの異国の薬局で

わたしはお目当ての解熱剤が買えるのか。





はい、買えました。



なぜなら翻訳機ポケトークを

空港でレンタルしていたからです。




今回の旅で初めて使ったよ。



ファーマシーの店員さんに


『解熱剤をください』


を英訳したものを見せました。


すると取り出したるは

covidに効くアビガン。





この夏、日本では解熱剤が品切れだったそうですが

イタリアにはたんまりとありました。


そりゃそうよ、日本よりも陽性者が多いんだもの。


でも渡されたアビガンをほんとうにこれで

よいのかどうか品定めでもするかのように

箱の文字を熟読してみるなど。


で、読めずにあっさりと


OK!


とか言ってお金を払う。


OK以外の選択肢がないのになにがOKだ。



そしてスーパーで泰三くんが食べられそうな

フルーツをいくつかとお水を買ってホテルに急ぐ。



ロビーの泰三くんはとってもしんどそう。

でも良い子にお留守番してました。



さあいよいよチェックインのお時間です。


泰三くんをはやくベッドに寝かせてあげたい。


部屋をあけたらこの光景でした。




おじさんが寝そべるにはめっちゃエレガント。



すかさず寝ころびます。


なんか食ってる。



日本から持ってきた冷えピタ貼って、

アビガンをのむために胃になにかを入れてます。

たぶんリンゴだな。



窓を開けると有名な

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会が。


あ、ぶら下がってるのはメモリーオイルです。


なんか気がよかったので

エネルギーチャージさせてるの。



さて、泰三くんを休ませて…


と思ったら復活してジェラート食べてる!



なんなんだこの人は。



この顔である。




それじゃあね。



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■イタリア旅行記
 
2022年の夏に1ヶ月ちかく滞在した
イタリア旅行について書いています。
 
いま進行中なのはフィレンツェ編です。
 

 

過去記事はこちら
 

○成田→アラブ→ミラノ間の飛行機編

 

○ミラノ大聖堂 前編

 

○ミラノ大聖堂 後編

 

 

 

○ついに水の都ヴェネツィアへ

 
○ヴェネツィアの街は巨大セット

 

👑アメトピでご紹介いただきました!

 

 

○イタリア人の陽気さの秘密

 

 

○ヴェネツィアの写真が撮れません!

 

 

○この世は体験がすべてです

 


大切な人とのお別れ、そして発熱!


○異国の地で究極の選択