週末は秩父の三峯神社へ行ってきました。



1泊2日の合宿です。

秩父ってなにげに遠いんだよ。しかも秩父駅から車で1時間以上のぼったところが三峯神社。

北海道や九州から参加してくださったかたがたはさらなる長旅。ほんとうにありがとう。


ところでわたくし、当日の出発前から家でテンションが上がりましてね。こんなことってないんですよ。なにかを楽しみに思う気持ちはお母さんのお腹の中に忘れてきたんじゃないかなってほどなので。

人生初の「楽しみ」なのかもしれない。


と、ここまで書いて思い出しました。
そうだそうだ、あれは小学5年生の頃のこと。


とっても仲良くなったお友だちがわたしに禁断の果実を与えたの。それは、いわゆるひとつの少女漫画。

漫画といえばこれまで兄の読んでいた『ジャンプ』と『マガジン』、弟の『コロコロ』『ボンボン』『ファミ通』の少年漫画しか知らずに育ったある意味サラブレッド。

かろうじて知ってる少女漫画は『小学5年生』に連載されていた「アサリちゃん」と「歌ってナナちゃん」くらいでね。

そんなときにいきなり『りぼん』を与えられたらむさぼるに決まってるじゃない。


仲間!友情!戦い!夜露死苦!

の世界に

クラスメイト♡転校生♡
三角関係♡真壁くん♡

が甘い匂いさせてやって来たんだもの。


りぼん発売日は忘れもしない毎月1日…いや、20日だったかな?(忘れとるがな)

帰りのホームルームにソワソワし、ようやく学校が終わると1キロ以上の道のりを胸躍らせて駆ける田んぼ道。

寄り道しちゃダメだから、いちど家に戻り玄関にカバンを投げ出してすぐさま本屋さんへ。幸いわが家の7軒先に町でひとつだけの本屋さんがあったのです。

ちなみに町にひとつだけって町内会レベルの話じゃないからね。10キロ四方にひとつしかないの。だからこれだけ近くに本屋があるって奇跡に近い。ラッキーガール野引。


買ったばかりの『りぼん』をドキドキしながら部屋に運び、ページをめくる。好きな作品から読みたいところを気持ちをおさえて巻頭から順番に読むの。誰に対して義理だてしてるんだろうね。

そして一気に読み終わり、また次の発売日を心待ちにするのです。

そしてわたしが『りぼん』を読みだす前のお気に入り漫画のストーリーはどんなだったんだろうと単行本も買いました。ちなみに岡田あーみんさんの『お父さんは心配症』なんですけどね。

こうしてりぼんに染まったある日、わたしは気づいてしまったのです。もうひとつ禁断の果実のあることに。


『なかよし』に手を出しました。


当時のわたしのお小遣いは学年×100にプラス100円という野引家ルールにより、小5なら600円。『りぼん』と『なかよし』を買ってしまうと足が出てしまう世知辛い世の中です。


しかし貯金とお小遣い帳の記帳が趣味の狂った小学生だったので大事には至らず、毎月のトキメキ活動に精を出していました。

それから2年近く過ぎたころ。

禁断の果実を与えた友達がわたしから『なかよし』を借りて読むようになりました。最初は快く応じていたものの自分だけ『なかよし』代を払っている事実に損しているような気分になり、やめだやめだ!少女漫画なんてもうやめてやる!!と、小学校を卒業する前に『りぼん』と『なかよし』から卒業してしまうのです。

まさか『なかよし』きっかけに友情に亀裂がはいるなんてね。とかうまいこと言ってないで、これ三峯神社の話だったよね。


そう、つまり。


このとき以来の『楽しみ』だったのです。


あー、三峯のこと書こうと思ってたのに長々とりぼん愛について語ってしまったー。


また次回、三峯のことが書けるといいですね。


【お知らせ】
○野引香里 みちひらきのセッション
1対1のカウンセリングです。
まず現在地を把握。(自分の闇に光をあてる)そして血管の詰まりをとるように、思いの滞っている箇所を見つけ出して流れをよくして運気やご縁を広げます。


【オンライン配信】
どう生きたらいい?
『2020年専用 みちひらきの方法

野引香里・白石泰三


【講座であつかうテーマ】
●歴史から時代の流れを読む

●2019年までの流れ
●2020年からの生き方 お金・仕事編
●2020年からの生き方 パートナー・人間関係編

●取り掛かったほうがいいこと

●少しずつ準備しておいたほうがいいこと

●覚悟しておいたほうがいいこと

●見えたいくつかの未来

●これからの「みちひらき」のコツ

 
【日時】4月12日13:00~15:30

 詳細・お申し込みはこちら