ホノルルマラソンゴール

日の出まえの5時からスタートしたホノルルマラソン。

カメラが動きをとらえられないくらい早く走ってるんだよきっと。

イルミネーションもね、ほんとうはキレイなの。

たくさんの人がそれぞれのペースで走ってたり歩いてたり。

最初のエイドステーション。走りながらお水のコップを受け取って、ガブッと飲んでコップを道端にポイッと捨てるやつ、憧れだったんだよね。

合法のポイ捨ての成れの果て。

ポイッとするのにちょっとおよび腰で、ボーリングのように道路を転がしました。

泰三くんの写真や動画を撮りながら進みますよ。

まわりのランナーの邪魔にならないよう軽快なフットワーク、走行に支障をきたす不自然な体勢でのカメラワーク、そしてスマホがブレないよう三脚をつけての撮影で、密着取材のスタッフだと思われてたようです。

まわりに気を配らないとね、いろんな人がエントリーしてるんですよ。ハンディキャップパーソンも子どももベビーカーも一緒になって進んでるもので。

ほら、犬だってエントリーしてる。

さっそくトラップにひっかかりタイムをロスする白石泰三。

犬とたわむれる泰三くん可愛いなあとわたしも立ち止まる。いかんいかん、結果的に夫婦で犬トラップに引っかってるじゃないか。

このあとこのコは電動車椅子のかたの膝に飛び乗ってまわりをぶっちぎってました。犬のタイムはどうだったんだろ、ゼッケン番号で調べてみなきゃ。

明るくなってきたので先を急ぎます。

胸元を濡らしてるのは汗ではないの。初めてのエイドステーションでもらったお水を走りながら飲んだため盛大にこぼした図。

小脇に抱えた荷物は泰三くんがゴールしてからすぐに飲めるようプロテインとプロテイン用のシェーカーと動画配信用のマイクとかが入ってるの。すごく走りづらいよ。

ワイキキのお店が立ち並ぶエリアを抜けたらビーチ沿い。

ここから一気に駆け抜けます。

ブログも一気にはしょります。

ゴーーール！！！

地元のフラチームがお出迎え。

ここから泰三くんとはお互い別々の道を歩みましょうとお別れし、完走したらいただけるハワイの名物マラサダをもぐもぐ。

揚げドーナツです。

揚げたてなの。

一方そのころ泰三はここを走っていました。TAIZO SHIRAISHIのTSね。

わたしの監視から逃れようったってそうはいかねぇんだ。もうすぐダイヤモンドヘッドの麓の坂です。

さて、このあとどうしよう。まだ8時。お店もあいてないし汗が冷えて寒いしヒマだ。

この頃からフルマラソンの早い人たちがゴールし始めました。えっ、生き急ぎすぎてないかい？

フィニッシュエリアを見物しにいったらすごいギャラリーで見えなくて、フィニッシュラインのだいぶ手前まで歩きます。

ゴールの1キロ手前の最後のエイドステーションまでやってきて眺めていたら、一台の救急車がサイレンをならして急発進していきました。

まさか泰三くんじゃないよな、と監視サイトで現在地を見てみたらしばらく動きがありません。15分待っても動かない。

どうした泰三。

緊張でほとんど眠れなかったし、交通事故で大きな手術をしたあと医者から運動は控えてほしいと言われていたな、と大動脈の人工血管がなんだか心配になってフルマラソンのコースを逆走し、泰三くんを探す旅に出たのです。

あ、逆走ったって歩道だよ。ランナーと同じところは入れないからね。

おやおやぐっすり眠ってた泰三くんが叫びはじめたので、今夜はここまで。たぶん怖い夢みたんだな。

ではおやすみなさい。

（ハワイは23時です）