三峯神社の宿坊に泊まり、早朝からご祈祷を受ける。ご祈祷の前には前日に雨でまわれなかった境内を散策。朝の6時すぎからお散歩だよ。
今日もすごい霧。
雲海も見られました。
前に雲海が見たくて台湾の台北からはるばる阿里山まで足を運んだのに、こんな近くで見られたのかチクショー。
そして朝の7時からのご祈祷タイム。みんな宿泊のかたたちでした。
本殿にあがって神職の皆さんの儀式を眺めていると、いまこうして三峯神社神社で早朝からご神気を賜わることができてつくづく幸せだなぁという気持ちが湧き上がってきて、そんな自分の人生に感動した。
夫の泰三くんなしではこの感動はあり得ない。泰三くんありがとう。
感動はさておき（←おくんかい！）それから朝食をいただき、奥宮へ参る準備をします。
奥宮があるのは妙法々岳の頂上。行きは90分の登山です。
フロントのかたに天敵についてたずねてみました。
熊は普通に住んでるけどツキノワグマは臆病だから出てこない。話しながら歩いてください、とのこと。子熊は好奇心で近寄ってくることもあるけど必ず母親が近くにいるから気をつけて。
この前おそわれた人はステッキで熊を突き落として逃げたんだって。
そしてスズメバチは今年は被害が出てないそうでひと安心。
午後から雨予報だから早めに下山しなきゃね。
ちなみに泰三くんの天敵はクマで、野引の天敵はハチです。怖いの。
野引は棒を手に入れた。
これはクマに会ったら突き落とすための棒だ。
棒は登山届の用紙を記入するあたりにいっぱいあるよ。ここです。
そしてクマを寄せつけないために奇声を発して歩く。泰三くんとどっちが大声だせるかコンテストをした。
足場が悪いところで泰三くんに手を貸してもらいながらアーアーわめいたら、すぐ後ろに人がいた。クマも寄せつけないけど人も寄せつけないはずなのに。
ゲームオブスローンズでいったら北部です。
雲を抜けたら青空が広がります。
ここは最後の難関です。
フロントのかたが「くさりばが大変とか言われますけど大丈夫ですよ」って言うからてっきり木の階段とかが腐ってる「腐り場」だと思ってたけどチェーンの「鎖場」なのね。日本語ってむずかしい。
腐ってないくさりばを抜けたら頂上の奥宮です。
オジさんがすごい邪魔。
後ろのおやしろを撮りたいんです。
まったく反省の色をみせないS氏。
滑落事故は登るときじゃなくて帰るときに起こるんですって。だから下りは特に気をつけて、とフロントのかたに釘をさされました。
※安全なところではしゃいでいます。
はしゃいではいますが、楽しいわけではありません。
泰三くんもわたしのテンションの低さについてふれていますね。生まれてこのかたワクワクしたことがない人、ですって。
しかし奥宮までの道中、こっから先は異世界ですよと言わんばかりにお天気が分かりやすくかわるポイントがありました。帰りもそこを通過した瞬間に雨がザーーーッと降ってきたの。
虹とか鳥とかわたしのコンディションにさし障らないもので知らせてくれればいいのにね。
ではまた。眠いので。
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日常でのシンクロニシティの起こし方についてだよ。
②では『パラレルワールドで待ち合わせ』の前日譚、野引のスピンオフを話しています。