今日いただいた「よにげ」ビスコ。
(╬ಠ益ಠ) おかしいだろ！！
ビスコは健全な食べ物なのに、なんたって「おいしくてつよくなる」なんだぞ。それを「よにげ」だなんてふとどきな！
それというのも、実は夜逃げトークショーにお邪魔してたんです。
Bienvenidos a イズミダ的 地球の歩き方セグンド
（イズミダ的 地球の歩き方 2ndへようこそ！）
左のお二人が高飛び親子です。右はナビゲーターのプリシラ（日本人）。
イズミダ家は気仙沼でつつましく（だかどうだか知らないけれど）暮らしていました。あるとき父親の会社が不渡りを出し一念発起。
よし、外国へ逃げるぞ！
違くない？
その一念発起は違くないかい？？
その日のうちにご両親と、19歳の長女のポクちゃん、高校生の第1弟、中学生の第2弟の5人で気仙沼を飛び出すのです。目指すは成田空港。
しかし海外へは出られません。
なぜなら…
だれもパスポートを持ってなかったから。
気仙沼へとんぼ返りして戸籍をとり、パスポートが発行できる県庁所在地の仙台で手続きして潜伏。
パスポート引換証が気仙沼の祖父母宅に送られてくるので、第2弟の友人に郵便局員を待ち伏せしてもらい、無事引換証を入手。晴れてパスポートを発行してもらえたのです。
さ、ようやく成田空港へ。
潜伏期間中に選んだ高飛び先は、バックパッカーのバイブル『地球の歩き方』を読んで決めた、中米のコスタリカ。
ねぇ大丈夫？
そんな大事なこと『地球の歩き方』で決めて大丈夫なの？？
父親は遠洋漁業の経験があり、補給先で中米に立ち寄っていたのでかたことのスペイン語が話せることで中米に、そしてなんとなく国名の響きがいいからコスタリカにしたんだって。
まわりはグアテマラとかニカラグアだから、濁点が嫌いだったのかな。
さて、コスタリカの位置を確認しましょう。
ポクちゃんいわく、気仙沼の対岸ですって。
夜逃げした人はものの尺度が大胆です。
気仙沼で育ち、このまま気仙沼で働いて結婚するんだろうな、と漠然と考えていたポクちゃんは、初めてコスタリカの地に降り立ってどんな気持ちだったのでしょうか。
不安だったけど、国も文化も違うから先々の想像がまったくできなかったそうです。
言葉もまったく通じないところからのスタートで、文化を理解するのにはしばらく時間がかかります。
例えばね、スペイン語圏って人の名前の選択肢が聖書の登場人物だけなんですって。アントニオとかフェルナンドとかがわんさか。
名前はなんですか？という質問が
名前はどれですか？だったりするんだって。
おもしろい。
だから必ずニックネームがあるそうで。
顔の輪郭が四角形の男は「額縁」と呼ばれていて、その息子もそれを引き継いで「額縁」のニックネームを襲名。世襲制なんだね。
死にかけた人につけられるニックネームが
半分死体
てことはわたしの夫の泰三くんは「半分死体」なわけですね。
まーとにかくおもしろ愉快なコスタリカのお話でしたが、今日この街を夜逃げして外国へ移住します。とかってなったらどうする？
ほかに選択肢がないから来た船に乗るしかない、とおっしゃっていたけど、人生ってなんとかなるものなんだな。
この『イズミダ的 地球の歩き方』はセグンド（←スペイン語でセカンド）だけあって、初回は昨年末に開催されました。
わたしも行かせていただく予定にしていたんですが、アレがコレしちゃってさ。
アレがコレして寝たきりになったブログ記事。
↓
まーーーったく動けなくなってトイレも行けず、数十年ぶりにはいたオムツのはき心地ったらもう。
実はポクちゃんからこの一連の夜逃げ話を聞いたのは、わたしと泰三くんこと半分死体の合同セミナーでの懇親会でのこと。
あまりのインパクトに、前に月一で開いていた対談トークイベントのゲストに来て欲しかったわーって言ったの。その時はもうやめちゃってたからね。
それでポクちゃんが、そうかこの夜逃げ話は面白いのか、ということになりイズミダ的の第一回につなかったのです。
あー、また人の人生のみちひらきしちゃったなー♡
でもこんな逸材をご紹介しないのはもったいない。もったいなさすぎるので、わたしの頭の中には構想があるの。
ものすごいピンチを経験した人を数人あつめてね、
どん底さん
いらっしゃい
っていうトークイベントを開くのです。
もうキャスティングは頭の中で決まってるんだ♡
そそるよね。
3日連続で浴衣を着ています。そろそろ着おさめとか言いながらおさまらない。
【お知らせ】
◾️白石泰三&野引香里トークイベント 浜松
理想のパラレルワールドへ向かう法
〜見えない世界を味方につけて奇跡をおこす〜
【日時】9月23日（秋分の日）14:00〜16:00
【会場】アクトシティ浜松
詳細・お申込みはこちら
【みちひらきのセッション】
野引香里の個人セッション。複数の候補日とお時間をいただけると幸いです。
お申込みはこちら
【本のお知らせ】
夫、白石泰三の新刊『パラレルワールドで待ち合わせ』が発売されました。彼女と付き合えた5時間後に交通事故で意識不明の重態に。臨死体験、UFO、龍など、実話のくせにスピリチュアルのバラエティパックな内容です。わたしも執筆協力をしています。
【対談動画】
大好評のシンクロ二シティ対談
日常でのシンクロニシティの起こし方についてだよ。
②では『パラレルワールドで待ち合わせ』の前日譚、野引のスピンオフを話しています。