映画は大好き。大好きです。
でもね、いくら映画好きだからといってなんでも観るのかといえばそうでもなく、興味のわかない作品ってあるじゃないですか。
わたしにとってのその筆頭はマーベル作品なんです。
「マーベル作品」ってのも最近になってようやく覚えた言葉なくらい、なにを指すものなのか分からなかった。
それにここ数年これでもかと打ち出されているアメコミが原作の映画たちが重なって、マーベル、スパイダーマン、アイアンマン、アベンジャーズ、って言われても人の名前なのか作品名なのか見当もつかない。
ハリーポッターシリーズもロードオブザリングシリーズも、ゴジラシリーズもガメラシリーズも、わたしには区別ができないのと同じ。
でもでも007シリーズとミッションインポッシブルシリーズの区別はつく。どれも興味の問題なのです。
で、そのマーベルとかいうの、泰三くんはほとんど観てるんだって。
そして一緒に観たいからと、事あるごとにマーベルとかいうものに興味を持たそうとするのです。
この前アベンジャーズ2がテレビで放映されていたときに泰三くんが一生懸命説明してくれました。
泰三 「これがキャプテンアメリカ!!!」
野引「ふーーーーーん」
泰三「これがハルク!まだハルクになる前だけど!!」
野引「へーーーーー」
わたしの返答も薄墨色になるくらいの興味のなさ。
だいたいハルクなのにハルクになる前ってなんなんだ!わたしには「野引なのに野引になる前」って存在しなかったぞ。禅問答とか哲学の分野なのか?
落ち着いた頃に改めて説明してもらった。
泰三 「アメリカの漫画雑誌に『マーベル』ってのがあってね。ヒーローもののお話が載ってるんだよ」
野引 「週刊少年ジャンプみたいなやつ?」
泰三 「そうそう!そのマーベルに連載されていたのが『アイアンマン』や『キャプテンアメリカ』や『ハルク』や『スパイダーマン』で、それぞれのお話の主人公たちが集まって敵を倒す映画が『アベンジャーズ』」
野引 「ほほう。ではジャンプでいうと、悟空とルフィーと北斗の拳が仲間になってひとつの映画になってる、みたいなこと?」
泰三 「そう!悟空とルフィーと北斗の拳とナルトが一緒に戦ってるの」
野引 「じゃあ月刊りぼんでいうと、江頭蘭世と沢渡香澄とポニーテール結ちゃんが同じクラスで恋愛してて、近所にちびまるこちゃんや心配症すぎるお父さんがいたりとかするってこと?」
泰三 「よく分からんけど、そうかな?」
(╬ಠ益ಠ) それを早く言わんかコラ!
薄墨色が逆転しました。
なんだそのオールスター戦は!!
おらワクワクすっぞ!!
がぜん興味がわいてきました。
そんでそのオールスター戦の『アベンジャーズ』がいま映画館で公開されている『アベンジャーズ エンドゲーム』が最後の作品となるんだって。
しかも泰三くんはすでに観ているのに、もう一度わたしを伴って観ると決めているらしい。
そこでマーベルの特訓が始まりました。
なんせアベンジャーズ関連の映画は23本もあるらしい。多い、多すぎるぞ。それをこの数週間で網羅するのは難しいと思われ。
アベンジャーズエンドゲームを観るにあたって最低限必要な作品をピックアップし、コーラとポップコーンをお供に毎晩アメリカンにみているんですよ。
戦ってるのはヒーローだけじゃないんだ!!
今夜はやっと『アベンジャーズ2』を見ます。
この前テレビでやってたときはなーーーんにも感慨がなかったのでね。もう基礎は分かったからしっかり見なきゃ。
触発されてチーズバーガーも食べました。
(「アイアンマン」より)
そんで最近泰三くんが調子づいてきて、余計なものまで買ってくるように。
いまわが家は極力炭水化物を抜いてるんだけどな。
戦ってるのはヒーローだけじゃないんだ!!
食欲とも戦ってますし、夫の食への誘惑とも戦っています。
敵は身内にあり。
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日常でのシンクロニシティの起こし方についてだよ。
②では『パラレルワールドで待ち合わせ』の前日譚、野引のスピンオフを話しています。