ブログで言いたい放題かのように見えているかもしれませんが、わたしね、子供のころはとてもおとなしかったんです。人見知りもとてもとても激しかった。


夏祭りでかき氷の出店に並んだのに「イチゴをひとつください」と言えなくて大渋滞を引き起こしてみたり。


ほかにはね、夏休みに子供会で小学校のプールで遊ぶ行事があってね。仲のよい友達は違う地区の子供会にいたから同級生といえど話したことなかった人たちと一緒だったんだよ。でも行きたくないとも言えなくてさ。

で、結局いくんだけど、プールに入ったはいいものの、誰と遊んだらいいかも分からずみんなが遊んでいるのを端っこでただ眺めているだけのわたしを、引率していた母親がなだめていた思い出があります。


みんなみたいに積極性があったり活発だったり、その子供らしい無邪気さにすごく憧れていました。自分も子供のくせにね。


そんなわたしが生まれかわったかのようにキャラ変した出来事がありました。



小学校5年生のクラス替えで、たまたま前後の席になったのが何事にもまったく物怖じしない女の子だったんです。

男子と口げんかもするし(男子って♡)、堂々と鼻歌も歌うし、先生にもはっきり文句も言う。


わたしは性格のまったく違うその子となぜか行動を共にするようになり、それからほどなくしてホームルームで発言するようになったり、先生に反抗してみたり。


今まで恥ずかしくてできなかったこと、やろうとも思わなかったようなことが、どんどん出来るようになりました。そんでやってみたら大して勇気がいらないってことが分かったんだよね。


たぶん前の年の担任の先生が見たら、どうした野引!と思ったことだと思います。先生の名前も顔も浮かばなくて恐縮ですが。


わたしが何をして変わったのかといえば、キャラが違うその子と一緒にいただけ。


つまり、



人はつられる。



あんなにおとなしかったわたしが、憎らしいほど生意気に仕上がりました。



(憎まれっこ5円玉をつまむの図)




もともと持っていた性格が開花したのでしょう、それからそのキャラは維持したままです。


(名古屋の熱田神宮にある楊貴妃の泉かなんかで唐突に顔面を洗う図)




あ、ただ人見知りするのは大人になっても変わりませんが、社会に出ると人見知りするデメリットのほうが大きいので自然に対処を学習したものと思われます。


小5の時にたまたま席が前後だったのがきっかけで、今ではこのざまですよ。わたしがつられただけとは言え、彼女にはほんと違う世界に連れて行ってもらったような気がしています。


そうそう、つられると言えば。


声の高いアニメ声優さんと話していると、無意識にどんどん声が高くなる現象もありますね。


やっぱりそうね。



人はつられる。


だからね、つられてみたい人の側に位置するのってとても有効なんじゃないかな。知らないうちに影響されるものね。





そうだ。泰三くんと暮らし始めてから7キロ太りましたの。




(╬ಠ益ಠ) 人はつられる。





そして以前なら作家さんって特別な存在って意識があったんだけど、泰三くんが作家なものだからね。なんか普通になっちゃって。


わが家のカレンダーにこう書いています。


雲黒斎さんと打ちあわせ!!




ほら、文字数が足らなくて。






キャー!どっちにしても3文字だ!!




ほほほほら、最近スマホばかりで漢字が書けなくなっちゃったからさ。





人は慣れる。



ほんとごめんなさい。



今月20日にはこんなイベントもありますわよ。

●『Taizo's Bar』
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かつて、実際にバーを経営していた白石泰三(「電波妻」「パラレルワールドで待ち合わせ」著者)をマスターに、堀内恭隆(「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」著者)、雲黒斎(「あの世に聞いた、この世の仕組み」著者)が常連客に扮し進行するアドリブ劇。
普段は見せない作家の裏側や本音を、お酒の力で聞き出すマスターと無防備な常連客による、ちょっと不思議な世界のお話。
2回目となる今回はゲストに龍師・SHINGOさんをお迎えしてお送りいたします。
 
【日時】4月20日18:30開場19:00開演
【会場】三鷹産業プラザ
【出演】雲黒斎堀内恭隆、白石泰三
【ゲスト】龍師・SHINGO
 詳細・お申し込みはこちら



お詫びの宣伝。
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【本のお知らせ】

夫、白石泰三の新刊『パラレルワールドで待ち合わせ』が発売されました。彼女と付き合えた5時間後に交通事故で意識不明の重態に。臨死体験、UFO、龍など、実話のくせにスピリチュアルのバラエティパックな内容です。わたしも執筆協力をしています。

 

 

パラレルワールドで待ち合わせ