知らないうちに変化しているものは意外にたくさんあるようですね。
その変化に追い付けなかったとしても困ることはなかったりするから、余計に気づかない。
今日は参加メンバーのほとんどが雑誌や文芸誌の編集者という、定例句会がありまして。
まず最初に説明させてください。
句会というのはメンバーそれぞれが自作の俳句を持ち寄って、作者が分からないように全員の句を一覧にします。
その、誰が作ったか分からない句を各々の感性で、とりわけお気に入りの句をひとつ、お気に入りの句を3つ、ちょっともの申したい句をひとつ選び、みんなにお気に入りの句としてたくさん票を集めた俳句を詠んだ作者が勝利する、というもの。
句会のルールを書いてはみましたが、この後の話にはまったく関係ありません。かかったな。ざまあみろ。
さて、句会のメンバーには編集者が多いのは紹介しましたね。その他のメンバーに至ってもわたし以外は全員が早稲田の文学部の卒業生なので、言葉にはとても敏感なんですよ。
ノリと勢いだけのツッコミなど皆無でして、極めて文学的な比喩などの表現がその場を温めるのです。
そんな言葉の使い手たちから学んだ言葉がありました。
俳句の中に突如として現れた見知らぬ外来語。
アディショナルタイム。
えっ、これ季語?
季語を集めた俳句用の辞書にも載ってませんからGoogle先生にお伺いしました。
ロスタイムのことだって!
へー、知らなかった。
句会メンバーが補足してくれました。
ロスタイムだとネガティブな印象になるから、最近ではアディショナルタイムと呼ばれるようになったそう。
感心していたら、それだけではなかったの。
サドンデスという言葉も印象が良くないからもう使われないと言うではないですか。
じゃあサドンデスは何に言い換えられてるの?と訊ねると
延長戦…かな。
えーーーー!
そこだけ時代がさかのぼったような(笑)
あ、そうそう。こうも言うかな。
ゴールデンボール。
なにそれ。
そこだけ必殺技みたいなネーミング。
どちらかがゴールした瞬間に試合が終わるから、ゴールデンボールなんだって。
しばらく見ないうちにお前も変わったな、って気持ちになりました。
わたしのサッカーの知識はロベルト本郷で止まっていますから。
こうやって普段はあまり関わることのないかたがたと交わると、必ず新しい何かを持ち帰ってくるんですよね。賢くてお若いみんなが作る俳句も斬新だし。
なんてありがたい場なんでしょう。
感謝感謝。
あれぇ~?
ねぇねぇ、昨年の今ごろはこんなブログを書いてるよ。
(取ってつけたような感謝の後の強引な展開はコナンくんの如く。)
けっこうスパイシーな記事だけに閲覧注意だぞ♡
でもものすごく人気のあった記事だぞ♡
読んだものはいいね!かコメントを残すがいい。
今夜から泰三くんが留守にしているので食べるものがないのに、今お腹がすいています。
目の前にあるコンビニに行くのも怖いしなぁ。
というのね。
エレベーターの扉の上に刺客が待ち伏せしてるんだもの。
さっき見てみたら天井づたいにわが家に近づいてきてたから、狙いはわたしなんじゃないだろうか。
誰に雇われたんだろう。