子作りした?ネズミ | 妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

妻が脳炎で寝たきりになりました ~めくるめく介護の冒険~

「自己免疫性GFAPアストロサイトパチー」という脳炎で妻が寝たきりになり自宅で介護しています。発病から現在進行形までの記録です。
順を追って、傷病手当、行政の障害者支援、介護保険等の情報についても書いていきます。

閉じ込めるタイプの罠や、粘着シート、毒餌を仕掛けるも、ネズミは人間をあざ笑うように、全く捕まる気配がありませんでした。

そんな折、ヘルパーさんが妻のお世話をしているとき、

「わっ!今、ネズミがいました!」と、叫び声を上げました。

ネズミが凄い速さで、目の前を横切って、いなくなったそうです。

逃げ込んだあたりを見てみますが、当然、もうネズミはいません。

聞いてみると、ヘルパーさんの見たネズミは、体長5cmくらい?(尻尾を除く)ですごく小さかったそうです。

僕が見かけたことのあるネズミは、体長15cmくらいのネズミなので、明らかに大きさが違います。

「・・・もしかして、子作りした?」と、ヘルパーさんと顔を見合わせました。


食べ物は、ネズミが触れられないように、冷蔵庫の中や扉のある戸棚の中にしまうようにしていましたが、

子供たちの部屋で、仕舞い忘れた食べ物などが齧られて、なかなかいなくなりません。

毎朝、床に2、3個のフンが転がっていて、家の中をうろつきまわっていることが分かります。


ある日、妻のベッドがある居間の、衣装ケースの上に置かれた畳んだマットの上に、袋が齧られたカルディのドライ納豆を見つけました。

ネズミがそこまで運んで、食べていたようです。

ちなみにドライ納豆は、健康に良さそうだと思って買ったものの、あまり食べる気がせずに、放置してあったものです。

袋には穴が開いていますが、まだドライ納豆はたくさん残っていました。

僕はドライ納豆を片づけようとしましたが、思い直して、ドライ納豆の袋にピンクのデスモアをたくさん入れて、元の場所に戻しました。

デスモアとは、ネズミが全然、食べなかった毒餌です。

ネズミはまたドライ納豆を食べに来るはずで、ドライ納豆と間違えてなら、毒餌を食べるかも知れません。

2、3日待って、見てみると、ドライ納豆の袋が動いて、中のデスモアが周りに知らばっていました。

 



デスモア食べてくれた?と思いましたが、説明書によると、デスモアは即効性がなく、かなりの量を3日くらい食べないと効き目がないようでした。

あまり強力な毒にすると、人間の子供などが間違えて食べたとき大変なことになるので、わざと弱い毒にしているのだと思います。

まだ、そのまま放置して、様子を見ると、後日、やっぱりドライ納豆の袋が動いて、袋の穴が大きくなり、デスモアが散らばっている様子です。

順調に食べてくれているのか?と期待しますが、よく見ると、デスモアはあまり減っている様子がなくて、袋の中のドライ納豆だけが減っている気がします。

もしかして、ドライ納豆だけより分けて食べているのか・・・

もしそうだとしたら、ネズミ恐るべし・・・です。


分からないので、もう少し様子を見ています。