WM(ワードマスター)を使うには、CP/M−80が動く環境が必要です。
ですが、Z-80が動くコンピュータを揃えるのは、ちょっと費用がかかり過ぎます。
Linux上で動く、Z−80エミュレーター上で、CP/Mを動かし、WMを使おうと思います。
Linuxマシンは、入手しやすい、RaspberryPiにします。
性能は必要ないので、一番安価な「RaspberryPi zero」にしました。
あと、OSのインストールにWindowsマシンも必要です。
ソフトをインターネットからダウンロードしますから、
インターネット回線(WiFi)も必要です。
手順
まず、RaspberryPizeroにOS(RaspberryPi OS 32bit Full)をインストールします。
エミュレーター「simh」をラズパイにダウンロード、インストールします。
simhで、Z-80エミュレーターである、altairz80をコンパイルします。
CP/Mを配布しているサイトから、CP/M-80をダウンロードします。
RaspberryPi単体で、CP/Mが動くことを確認してください。
ーーーここまでのことは、「ラズパイ CP/M」で検索すると方法が出てきますーーー
Windowsに「Tera Term」をインストールする。
「RaspberryPiの設定」で、「SSH」をONにする。
WindowsのTere Termから、RaspberryPiにログインする。
RaspberryPiOSのLXTerminalでは、WMは動きません。(画面の制御ができません)
Tera TermはVT100互換ですので、WMが動きます。
苦労したのは、情報はあるのですが、情報の1部が欠けているので、
再現しないことでした。
色々な記事を集めて、総合的に正解を導かないといけなかったことです。