11月9日(木)
今回の旅に参考にした本(地図)。
東海道のルート、曲がり角などややこしい箇所の詳細や途中に存在する観光スポットの説明あり。
必要最小限の情報がコンパクトに詰まっているという本で持ち運びにもとても重宝するもの。
ただ、自転車向けの本なのでルートの選択が自転車で通ることのできる道を基準にされている。さらに、そもそも東京日本橋から出発となる内容なため、ややこしい曲がり角の説明写真がすべて逆向きとなっているということが若干の不便に。
それでもないよりはあったほうが絶対によい一冊(他にもっと便利な地図があれば別にして)。
そんな地図を頼りに水口方面に歩いて、ここまでくるとややこしい道は殆どなくおおよそまっすぐの道を道なりに歩くというのがメイン。
きほんは道路脇に住宅がたちならぶ景観をメインに、それでも所々にちょっとした観光スポットや史跡など。
こういった案内板が所々であらわれる。車で移動していればほぼ確実に見過ごすし、自転車のスピードでもいちいち止まって読むには辛いかも。
歩いて見てまわってやっと発見されるぐらいの史跡や観光スポット。今回の旅では先の行程を考えればすべてじっくりとはらずとも、それでも見てしまうとつい。
おかげで後に苦労することも何度かありつつ、それも振り返れば旅の楽しみに。
滋賀県で初のトンネルはとても意外な場所に、しかも天上川を掘りすすめたもの。今は殆ど人の気配なし。入り口付近のケヤキ並木の大木が見事な景観に。
近くには弘法杉も存在。
観光スポットや史跡の案内を読んでいると、まず各地の観光名所では神社仏閣が多いというのはそうだとして、有名なお坊さんに因んだエピソードを持つ場所の多さに驚く。
昔は各地に旅にでかけ行く先々で後にのこる話を残す人の代表的な存在として高僧と呼ばれるような人がいたのかも。
道路脇に連なる民家。東海道を歩いてもっともたくさん見る建物といえば人がすんでいる民家。当たり前といえばあたり前の話とはいえ。
一方で車で走る際にはメインとなるような旧1号線は、道路脇に工場やこの付近では大型のパチンコ店などがとても目立つような通り。
引き続きそんな新旧の幹線道路の景観の違いを思いながら。
思わぬところでアニメキャラとの出会いがあり(笑)
広い空き地に秋桜畑。名前のとおり秋を思わせる景観。
そして三雲駅を過ぎるころに野洲川大橋でいったん合流。大きな橋を使って野洲川をわたる。琵琶湖にかかった唐橋以来の大きな橋。